笹森裕貴、1st写真集は「いろいろな僕が見れる」写真集発売は「一つの大きな目標」と喜び

笹森裕貴 1st写真集「Sparkling!」発売記念がイベントが1月28日（土）に都内で行われ、イベント前に会見が行われた。

2017年に本格的に俳優デビューし、ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』の水野祐役や『あんさんぶるスターズ！THE STAGE』シリーズの天祥院英智役、「ブルーピリオド」The Stageの鮎川龍二役など、2.5次元作品の人気キャラクターを好演。また、ミュージカル『刀剣乱舞』江おんすていじ～新編里見八犬伝～では松井江役を演じるなど人気急上昇中の笹森裕貴。大胆かつ優美、時に茶目っ気のある姿を収めたバラエティー豊かな写真を集めた一冊に仕上がっている。クラシカルなセットの中でのミステリアスな姿や、スイーツを手にピンクの衣装に身を包んだカットといった舞台のようなシチュエーションを作り込んだ写真、自身ゆかりの地・横須賀の街や海、野球少年時代に通っていたというバッティングセンターを訪れた時に見せた無邪気な表情も収めている。さらに自身の半生やこれからの展望を熱く語った1万字インタビューなど、ボリューム満点の内容となっている。

完成した作品について「写真集は一つの大きな目標でもあった。役者として活動している中で求められている証拠でもあるので嬉しかった」と笑顔の笹森。また、「喜怒哀楽だけではない感情を表現するのが僕らのお仕事」という笹森は「喜怒哀楽ではない表情だったり、雰囲気が出ているカットが多い。いろいろな僕が見れる」と自信を見せた。

背中を写すカットがお気に入りと話す笹森は「哀愁漂う雰囲気が好きでそういうカット。僕背中がめちゃめちゃ綺麗なので大胆に写させていただいた」と照れ笑いを浮かべつつ明かした。

海で撮影したカットもあるというが「写真集全体を通して雨予報だったんですけど、僕はスーパー晴れ男なのでバスから降りた瞬間に晴れるということが多くて」と振り返る笹森だが「海の撮影は最終日だったんですけど嵐になってしまって…。一歩外に出たら嘘のような晴れ間が差し込んで、持ってるなと思いました（笑）」と明かした。

本作が1st写真集となる笹森だが、今後写真集を発売するとしたら「海を越えてみたい」と明かし、「海外に行ったことがないので、写真集で海外に行きたいなと思っています。ハワイとか行ってみたいですけど、フランスとか、ロンドンとか行ってみたい。ビッグベンの下でジャンプしたい（笑）」と想像を膨らませた。

写真集については「350点です」という笹森は「写真もきれいに撮ってもらっていいクオリティのものが出せたと思うんですけど、インタビューも包み隠さず人生とかどういうふうに至ったかというのを書かせてもらった」と自信を見せる笹森。また、インタビューでは家族のことも書かれていると言い「一番に恩返ししたいのは父と母なので、一番に見せました」と明かし、「読んだ母親がボロボロ泣いていたので、それだけで100点以上の価値があるんじゃないかと思います」と明かした。

今後については「目の前の与えていただいた仕事を一つ一つこなすことでここまで来れました。役と作品と向き合った結果が僕の背中の大胆カットにつながっていると思う。今まで通り自分を信じて、自分のペースで、一つ一つの事に向き合っていけたら」と語った。

【写真・文／編集部】