新たな“アベンジャーズ”に繋がるマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の日本語吹替版声優が発表された。

世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、メガヒット大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオのプロデューサーであり社長のケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」と明言する最新作。主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズ、アントマン。宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカや、天才トニー・スターク(アイアンマン)らに伝えたアントマン。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた─。

今回、アントマン/スコット役・木内秀信、ワスプ/ホープ役・内田有紀、ピム博士役・御友公喜、ジャネット役・高島雅羅の日本語吹替版声優の続投が決定、さらにアントマンたちに立ちふさがるマーベル史上最凶の敵カーン役を中村和正、スコットの愛娘であるキャシー訳を高橋李依が演じることが発表された。

続投について木内は「今回もアントマンを演じられてとても嬉しいです、この時を待ち望んでいました!新たな展開が待ち受ける『アントマン&ワスプ:クアントマニア』どうぞ劇場でお確かめください!」とコメント。内田は「『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の収録に向けて、今までのMCUシリーズを見返しどっぷりマーベルの世界観に浸りました。今作は家族の愛と絆が描かれています。ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです」と熱い思いを語っている。

ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ『ロキ』でも、“在り続ける者”として同俳優の声を演じた中村は「カーンという大役を任せていただけると聞いた時、緊張と興奮で震えました。大きなプレッシャーの中、収録に臨みましたが、始まってしまうとワクワクドキドキが止まりませんでした」とマーベル史上最凶の敵を演じられる喜びをコメント。高橋は「とても光栄だなと感じつつも、すぐに実感は湧きませんでした。皆さんがどんな表情で新作を待ち望んでいるのか鮮明に浮かび、これは今作も楽しんでもらわなければと気合が入り、作品参加にあたっての決意を固められました」とコメントしている。

そして前作でアントマンの友人ルイス役を演じたお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一とアントマンが逮捕されたときの捜査官ウー役を演じたお笑い芸人の宮川大輔の吹替の出番がないことが判明。まさかの発表に小杉は「出番がないことが解禁って、、そんな解禁あります!?普通そっとしとくでしょ!(笑)内田さんと僕の絆は小さくなりすぎて量子の世界をさまよってるのでしょうか?しかし!有紀ちゃん演じるワスプの活躍に期待する気持ちは大きくなりまくりです!楽しみヒーハー!!…ていうかイベントには絶対呼んでくださいね!?絶対ですよ!?」とまさかの発表に落胆しつつも、共演を重ねてきた内田へエールを贈った。

宮川は「一言で言うならア“カーン”!ですよ。今回の敵は、見たら一発でわかりますけど、アカンやつですやん。4年越しの役作りでカンペキに仕上がってたので、発揮できなくて残念です。むっちゃ捜査するんで、次回よろしくおねがいしますっ!」とはにかみながらも持ち前の「あカーン」のギャグを交えながら嘆いている。

そんな2人に内田から「アントマンが大好きなファンの方々にとってもルイスとウー捜査官は重要なキャラクターですし、私も小杉さんと宮川さんにお会い出来ず寂しいです。せめてイベントにお客さんとしてご来場いただけたらなぁ(笑)」と再会を願う、励ましのコメントが!小杉、宮川の出番なしには非常に残念だが、続投する木内と内田によるアントマンとワスプの活躍、そして、新たにシリーズに参戦する、高橋によるアントマンの愛娘キャシーと、中村が演じるマーベル史上最凶の敵カーンに期待が高まる。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日(金)より全国で公開!
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022