紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』のキャラクタービジュアルが解禁された。

『CASSHERN』で監督デビュー以降、『GOEMON』、ハリウッド映画『ラスト・ナイツ』などを手掛けてきた紀里谷和明監督が、自身の想いを全て注ぎ込み最後の作品として選んだのは、世界を救うため奔走する一人の女子高生の物語。これまでの男性主人公作品とは異なり、不安な未来を必死に生きようとする女の子の姿を独自の世界観で描き出す。主人公のハナを演じるのは、NHKドラマ「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』など話題作に出演する伊東蒼。第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第77回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞し、ますます活躍が期待されている。

今回、謎に満ちた物語を紐解くそれぞれのキャラクタービジュアルが一挙解禁された。主演・伊東蒼演じる志門ハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。そこに「ハナさん、最近夢を見なかった?」と政府の特別機関に所属し、世界を救うために奔走するハナをサポートする江崎省吾(毎熊克哉)に夢を教えてほしいと頼まれる。ハナが見た夢をきっかけに世界の終わりを止めることとなっていくが、そんなハナのセリフは、 「運命って信じる?」となっている。このハナのセリフが現す意味とはなんなのか。世界を救う運命を背負ったハナの今後の展開が気になるキャラクタービジュアルとなっている。

また、江崎の同僚である政府特別機関の佐伯玲子(朝比奈彩)や物語の重要な鍵を握る少女ユキ(増田光桜)、ハナが見る夢に登場する謎に包まれた女性ソラ(冨永愛)、官房長官としてメディアに対峙し、政府を支えている是枝智史(高橋克典)、異なる時代背景であり武者たちを率いて執拗にユキらを追う男無限(北村一輝)、ハナが選ばれた理由を問う老婆(夏木マリ)など重要な一言とともに解禁された。そして新たに解禁となったのは、住んでいた村を追われ、ユキと旅を共にする巨漢の男シロ(阿見201 )とユキたちが旅の途中に出会う少年の僧侶ラギ(柴崎楓雅)は、無限と同じような時代背景にいるかの様子を醸し出しているがこの2人が世界を救おうとするハナとの関係性とは―。

『世界の終わりから』は2023年4月7日(金)より全国で公開
原作・脚本・監督:紀里谷和明
出演:伊東蒼
毎熊克哉、朝比奈彩、増田光桜
岩井俊二、市川由衣、又吉直樹
冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリ
配給:ナカチカ
©2023 KIRIYA PICTURES