世界を舞台にした海洋SFサスペンス―Huluオリジナル『THE SWARM/ザ・スウォーム』のメイキング映像が公開された。
本作は、2004年にドイツで発表され話題となったベストセラー小説「深海のYrr(原題:Der Schwarm)」をヨーロッパ制作のテレビシリーズ史上最大級の制作費で映像化した深海SFサスペンス。映像化不可能と言われた原作が実力派製作陣の手によって見事にドラマ化され、各国の実力派キャストたちも集結、さらに日本からは木村拓哉が海外ドラマに初出演するとあって、大きな反響を呼んでいる。
2月19日[現地時間]にドイツ・ベルリンで開催されている第73回ベルリン国際映画祭シリーズ部門のオープニング作品として、第1~3話が世界初披露された。厳選された注目作品が集まる同部門でオープニングを飾るということで、その期待値は折り紙付き。世界中からベルリンに集まったマスコミからも、熱い視線が注がれた。クジラやシャチが人間を襲い、ロブスターによる謎の感染症が蔓延するなど、世界中の海で突如不可解な現象が巻き起こる中、異変にいち早く気づいた各国の研究者たちが、全身全霊で全容解明に挑む姿をスリリングに描く本作。
異変の原因は一体何なのか、そして宇宙よりも謎が多いと言われる未知の領域”深海”で一体何が起きているのか? 彼らがたどり着く、驚くべき結論とは…。序章となる第1話から、息をのむ大迫力映像と共に、人知を超えた不可解現象がまるでパズルのピースのごとく次々と提示されるや、鑑賞したマスコミも目が釘付けに。ドラマ版ならではの“さらに厚みを増した人間ドラマ”も相まって、各媒体でその後の展開&全体像をめぐる考察が繰り広げられた。
ベルリン国際映画祭でも多大なるインパクトを放った本作『THE SWARM/ザ・スウォーム』の魅力をより深く伝えるべく、美術監督ジュリアン・R・ワグナーのインタビューも収めたメイキング映像が公開された。本ドラマは世界各地を舞台としているが、撮影はイタリアで実施。ペルーや南アフリカなど、撮影地のイタリアとは一線を画す世界各地の街並みや自然を、どうやって如実に再現するか。映像では、舞台裏で積み重ねられた妥協なき努力を、美術監督の証言と共にひも解く。また、ますますドラマ本編が楽しみになる“緊迫感あふれる30秒のドラマPR映像”も併せて公開された。
メイキング映像
さらに、本日2月27日(月)25:29~25:59には日本テレビ(※関東ローカル)で特別番組「『THE SWARM/ザ・スウォーム』みどころ徹底解剖SP!」が放送される。ヨーロッパ最大級の水中スタジオで撮影されたハイクオリティーな大迫力映像、精巧かつ大掛かりなVFXやいまだかつてない多種多様な表現で描かれた海の映像美に加え、個性豊かなキャラクターたちによって次々と進展していく緊迫感たっぷりのストーリーから目が離せなくなる『THE SWARM/ザ・スウォーム』。そんな本作のみどころを、大迫力の本編映像もたっぷりと織り込む。番組では、序盤に世界各地で起こる“4つの海洋異変”を軸に、“物語の核心”を深掘りすると同時に、ドラマのキーパーソンとなるアイト・ミフネ役を演じた木村拓哉のSPインタビューも公開。自身の役柄、作品の魅力、そしてとっておきの撮影秘話も、木村が自ら明かしている。
Huluオリジナル『THE SWARM/ザ・スウォーム』(全8話)は2023年3月4日(土)よりHuluで独占配信
出演:アレクサンダー・カリム、セシル・ドゥ・フランス、レオニー・ベネシュ、ジョシュア・オジック、木村拓哉、バルバラ・スコヴァ、シャロン・ダンカン=ブルースター