ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』の制作発表会見が3月31日(金)に都内で行われ、清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬(THE RAMPAGE)、和久井映見、宮本信子が登壇した。

4月、日曜夜にABCテレビで全国ネット新ドラマ枠が誕生する。注目のラインナップ第一弾は脚本・岡田惠和のオリジナル作品。ヤングケアラー、元不良のタクシー運転手、ちくわぶ工場勤務。パっとしない人生に行き詰った3人に訪れた“奇跡”とは?今年度日本アカデミー賞受賞女優の清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠ほか豪華キャストが集結し、今を生きる女性たちを描く見応えあるハートフルな物語を届ける。

「どこまでも暗く演じようと思えば暗くなっちゃうという葛藤があった」という清野だが「(岸井と生見の)お二人と撮影をしていくうちに、自分が思っているほど暗くならなかった。それがびっくりだった」と明かした。その岸井も「文字で読んでいるときは暗い話だなと思った」と共感しつつ「自分だったらこんなことできないなということが書いてあるので、楽しくやれています」と笑顔を見せた。生見は「3人で芝居をしているときはリアルに楽しい。ありそうなだなという会話が多くて、すごく楽しい」と撮影の様子を明かした。

一方で「身近にいる気もするし、出会ったことない気もする絶妙なキャラクター」と自身の演じる役柄を説明する岡山は「とても自分と重なる部分があって」と語った。一方で「作品の中でも明るめのキャラクター」と話す川村は、自身とは異なる性格ということで「演じていて楽しい」という。

撮影現場の様子は「すごくいいです。毎日が楽しい」と話す清野は、「観光バスに乗って走りながら撮影していたんですけど、撮影前に岸井さんが私の髪を直してくれてすごくうれしかった」と明かし、照れ笑いを浮かべる岸井。和やかなムードをうかがわせるキャスト陣だが、川村は「こんなに雰囲気がいいのかと。すごく居心地がいい、安定した気持ちでお芝居をしています」と語り、笑いを誘った。

タイトルにちなんで“日曜の夜にしたいこと”を聞かれると「植物にハマっていて、日曜の夜ぐらいは、お酒を飲みながら土いじりしたいなと思います」と答えた清野、岸井は「私も植物好きなんです。でも日曜日のよるか…(笑)」と笑いつつ「映画館に行きたいです。帰ってきて本読みたい」と答え、生見は「曜日感覚がないので、日曜の夜くらいはちゃんと日曜日って思いたい。ゆっくりお風呂に浸かりたいです」と語った。また、イベントの終盤ではサプライズで宮本のバースデーをお祝いした。

最後に清野は「生きていると大変なことだったり、辛いこと、嫌なことがたくさんあると思います。大切な友達ができてか、けがえのない友情を得ることで、踏ん張って、乗り越えようとする女性3人の友情物語です。日曜の夜ぐらいは嫌なことを忘れてこのドラマを見ていただいて、一週間がんばろうと思ってもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『日曜の夜ぐらいは...』は2023年4月30日(日)より毎週日曜日22時からABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットにて放送