『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月8日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本公開版テーマソングを担当したMAZZEL、森川智之が登壇した。

仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、サポートするスペシャリストたちで最強のパーティを組むのが鉄板だが、本作の主人公・エドガン(クリス・パイン)は盗賊稼業に勤しむアウトローな吟遊詩人!?屈強な女戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲス)、魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)、可憐な見た目から一転、獰猛な”アウルベア”に変身する能力を持ったドルイド僧のドリック(ソフィア・リリス)、そして高潔な聖騎士ゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)と実にユニークでクセ者ばかりのパーティが、一筋縄ではいかない大冒険を攻略する旅にでる。中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、壮大な世界観と進化を続ける映像クオリティにも注目だ。

今回のイベントでファンの前に初めて登場したMAZZELだが、大歓声に迎えられ「うれしい!」と笑顔のメンバーたち。NAOYAは「この日を本当に楽しみにしていました」、SEITOは「昨日も眠れませんでした。みなさんと会うことしか考えてなかった」とファンとの対面を喜んだ。「めちゃくちゃ舞台裏で緊張していました」と明かすと「SEITOつまずいてたもんね」とツッコミが入るなど和気あいあいとしたムードで行われた。

本作について一言で表すと「絆」と答えたTAKURO、SEITOは「ワクワク」と答えた。そんな本作で、自身のプレデビュー曲がテーマソングになることについて「一言で言うと、“マジか”という感じだった」というRYUKIは「現実じゃないような感じがして」と明かし、NAOYAも「目標の一つだった映画のテーマソングに決まるというだけでも驚いたのですが、ハリウッド映画と。二乗ぐらいで驚いて」というと、「二乗?」と笑うメンバー。NAOYAは「MUZEのみなさんのおかげです」とファンに感謝を述べた。

公開オーディションで選ばれたMAZZELだが「いろんな思いだったり感情だったり、みんな必死だったので一生懸命さが一つの物語で収まっているのかな。映っていないところでもいろんな物語があったので、そこが届いているといいな」と語った。

一方で、森川に対して「さまざまなキャラクターの吹替をされていますが、きっかけはありますか?」と問いかけると「トム・クルーズの『トップガン』が公開されたときに、僕は駆け出しの声優だったんですけど、映画館に見に行った時に『いつかトム・クルーズみたいなスーパースターの吹き替えをできるようにがんばるぞ』という気持ちでずっと思っていたら、37年後にトムと一緒にレッドカーペットを歩いてた。結構と鳥肌が立つというか、がんばっていたら気づいたら一緒に仕事をしている仲間の一人として認められているというのは感じられた」といい、「気づいたら世界のMAZELとして活躍していっている気がする」とエールを送った。

作品にちなんで、自身の武器は?という質問に「ダンスと歌以外で」という条件で、EIKIは「目のサイズ」と答えると、思わぬ答えにメンバーたちからは笑いが起きた。また、HAYAOTは「足のサイズ」と答え、メンバーからは「サイズ自慢(笑)」と笑いが起きるなど、会場を沸かせた。

さらに、新生活を送る人にメッセージを求められると、KAIRYUは「新しい環境に変わる方が多いタイミングだと思います。僕らもそのタイミングを迎えていて、新しい環境に行くことは怖いし、不安もたくさんあると思うんですけど、僕らも大変なことがある中で楽しむことを大事にしてメンバーみんなでがんばっているので、ぜひみんなも新しいチャレンジや新しい環境を楽しみながらがんばってほしい。僕らががんばれる要因の一つになれたらと思いながらがんばります」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は全国で公開中
監督・脚本:ジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン
出演:クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミス、ソフィア・リリス、ヒュー・グラント
配給:東和ピクチャーズ
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