ウソからはじまる本当の恋?―『交換ウソ日記』の第3弾キャストとして、板垣瑞生の出演が発表された。

シリーズ累計発行部数50万部突破の櫻いいよによる青春小説「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)を実写映画化した本作。「好きだ」突然届いた学校イチのモテ男子からの交換日記。でもそれは、親友宛のものだった―。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、やり取りを続けてしまう。彼を知って惹かれていく一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき…ウソから始まった、切ない片想いの行方は―。学校イチのモテ男子で、思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山潤を高橋文哉、瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を桜田ひよりが演じる。

今回、第3弾キャストとしてヒロイン・希美の放送部の先輩で、元カレ・矢野大翔役を板垣瑞生が演じることが発表された。矢野のキャラクターは、今回の映画化にあたり、原作以上に希美や瀬戸山に絡んでくる重要な存在。映画オリジナルの展開を見せるキーパーソンとなっているため、原作ファンにとっても気になること間違いなしの登場人物だ。

矢野役を演じる板垣は、2014年、13歳の時に『闇金ウシジマくん Part2』で映画デビューを果たすと、翌年の『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(15)で日本映画史上最大規模のオーディションを勝ち抜きメインキャストに抜擢され、第25回日本映画批評家大賞 新人男優賞を受賞。近年は『映像研には手を出すな!』(20) や『HiGH&LOW THE WORST X』(22)、大河ドラマ「麒麟がくる」(20/NHK)、「SUPER RICH」(21/CX)、「オールドルーキー」(22/TBS)など幅広いジャンルの作品で活躍をみせる注目俳優である。作品ごとに見せる確かな演技力が話題を呼び、今年の5月には舞台「エヴァンゲリオン ビヨンド」への出演を控えるなど、映画だけに留まらず各所で活躍している。

『胸が鳴るのは君のせい』(21)や『君が落とした青空』(22)などの恋愛映画でも魅力的な姿を見せてきた板垣は、本作では放送部の先輩という役どころ。高橋と初共演、桜田とは『鬼ガール!!』(20)以来の共演となる。プロデューサーは、映画ではよりドラマチックな展開を作り出すために、原作以上に矢野の存在を強くしようとした中で、板垣の存在感と演技力の高さが力になると考えオファーしたと語る。限られた撮影日数の中で、それを感じさせないほど作品にインパクトを残し見事期待に応え、圧倒的な存在感を見せつけた。

ヒロインの希美とは放送部の先輩後輩という間柄だけでなく、元恋人同士という関係で、瀬戸山に希美を意識させるきっかけを担う物語のキーパーソン。スクリーンの中で、瀬戸山を巡る希美と江里乃の三角関係に加えて、瀬戸山×希美×矢野の三角関係がどう発展していくのかに注目だ。

板垣瑞生(矢野大翔役)コメント

出演のお話を頂いた時、最近は高校生役を演じさせて頂く機会が少なかったので、また高校生役を演じさせて貰えることができて、素直に嬉しかったです。高橋さんとは初めてお会いしましたが、親しみやすく仲良くなる事ができました!同い年の俳優同士で、いい作品を作り上げる事を楽しみにしています。
桜田さんとは久しぶりに共演することが決まり、一緒に恋愛映画を作っていけることにワクワクしてます!(桜田さん演じる)希美との放送室での掛け合いは、僕自身とても緊張した胸キュンシーンなので是非注目してほしいです。僕は小学生の時に放送部員だったのですが、マイクの前で喋る機会が無かったので、今回、役を通して放送室でお芝居する事ができて嬉しかったです。役作りのために生配信の動画を見て勉強したので、注目してください!
『交換ウソ日記』を楽しみに待っていてくださる皆さま、何が恋のきっかけになるか分かりません。小さなウソから恋愛がスタートしたり、そのウソによって誰かが救われたりする事もあると思いますので、この映画が誰かの背中を押すことができたら良いなと思います!

『交換ウソ日記』は2023年7月7日(金)より全国で公開
監督:竹村謙太郎
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
配給:松竹
©2023「交換ウソ日記」製作委員会