広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』の映画公式フォトブックとノベライズ本の発売が決定した。
田島列島がユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、26歳のOL榊さんと高校生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの面々の想定外の日々を綴った、家族の元を離れて始まる、家族の物語。主人公・榊千紗を演じるのは『流浪の月』での好演の高い評価が記憶に新しい、広瀬すず。映画にドラマ、作品を重ねるごとに飛躍してきた広瀬が、クールで感情を表に出さない大人の女性を繊細に演じ、新たなステージに挑む。監督は、『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など、心潤す数々の群像劇を世に送り出してきた前田哲。人と人との向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出す。
今回、映画『水は海に向かって流れる』公開を記念して、映画の公式フォトブック「映画 水は海に向かって流れる×広瀬すず」(5月10日発売予定)と、ノベライズ本「小説 水は海に向かって流れる」(5月16日発売予定)の発売が決定した。
公式フォトブックには、映画の独占メイキングショットや初公開となるオフショット、広瀬すずの撮り下ろしスペシャルインタビューが収録される。また原作コミックの漫画家・田島列島と広瀬すずのスペシャル対談も掲載。「水は海に向かって流れる」の映画化にあたっての想いや、広瀬が演じた、榊さんというキャラクターについて、更には田島列島が原作を描き始めた頃の秘蔵エピソードなど、ここでしか読むことのできない貴重なエピソードが語られる。そのほか、前田哲監督とプロデューサーの対談や「凪のお暇」(TBS/19)などを手掛けた脚本家・大島里美のインタビュー、本作の見所でもあるグルメ紹介やシェアハウスの魅力的な美術セットについての裏話など、制作陣による制作秘話も収録し、大充実の一冊となっている。
ノベライズ本「小説 水は海に向かって流れる」では、映画ではセリフにならなかった、榊さんと直達の想いが、文章で繊細に綴られる。小説の中面では、映画の場面写真も掲載され、更に期間限定で、映画のビジュアルを使用したフル帯仕様で発売予定。原作とも映画とも異なる視点から「水は海に向かって流れる」を楽しめる。
公式フォトブック
書籍タイトル:「映画 水は海に向かって流れる×広瀬すず」
発売予定日:5月10日(水)
本体:1600円(税別)
ノベライズ本
書籍タイトル:「小説 水は海に向かって流れる」
森 らむね
原作/田島列島 脚本/大島里美
講談社タイガ
発売予定日:5月16日(火)
本体:630円(税別)
『水は海に向かって流れる』は2023年6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開
監督:前田哲
出演:広瀬すず
大西利空、高良健吾、當真あみ/勝村政信
北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社