Amazon Original番組『風雲!たけし城』のワールドプレミアイベントが4月20日(木)に都内で行われ、バナナマン(設楽統・日村勇紀)、谷隼人、木村昴、狩野英孝、ハリウッドザコシショウ、なすなかにし(那須晃行・中西茂樹)、ちぃたん☆が登壇した。
1980年代に空前のブームを巻き起こし、海外でも熱狂的なファンを生んだ視聴者参加型バラエティ番組『風雲!たけし城』(昭和版)。瞬間最高視聴率24.7%を記録し、全国のお茶の間はもちろん、150か国以上で放送され世界中を魅了した伝説的なバラエティ番組が34年ぶりにPrime Videoで復活する。攻撃隊長の谷隼人氏、木村昴氏が率いる総勢300人以上の挑戦者たちが、壮大なスケールで、オリジナル版より難易度が各段にアップした砦の数々に立ち向かい、100万円獲得を目指す。挑戦者たちをむかえるのは、水に浮かんだ偽石を見分けながら対岸まで渡る“竜神池”、回転しながら進む大きなキノコにしがみ付きゴールを目指す“キノコでポン”など、ほぼクリア不可能な“無理ゲー”ばかり。オリジナル版は勝率0.06という数字を記録した中、今回は一体何人の精鋭たちが最終ラウンドへ進出することができるのか―。
今回行われたイベントには、たけし城の家老&家臣のバナナマンの2人、攻撃隊長を務めた谷隼人と木村昴、たけし軍から狩野英孝、ハリウッドザコシショウ、そして番組参加者のゆるキャラ・ちぃたん☆らが登壇。番組内でリポーターを務めたなすなかにしの2人がMCを務め、会場には伝説のゲーム“竜神池”が登場し、狩野英孝とハリウッドザコシショウらがゲームに挑戦するなどイベントを盛り上げた。
34年前の番組は「あれを見てないと友達と話が合わないくらい」と当時を振り返る設楽は「(日村と)コンビを組んだ時に、将来的に『“たけし城”みたいな“統城”をやりたい』と話してた。(今回)開催されるときにここにいられて本当にうれしい」と喜んだ。日村も「運命的なものを感じた、この仕事が来た時に」と喜びを隠せない様子で、さらにオファーを受けた時のことを「信じれない。『たけし城』って書いてあって、そんなわけないと思ってるから。ドッキリだと思った」と驚いた様子だった。
一方で「放送が始まった当時は生まれていなかった」という木村は「(自身が生まれ育った)ドイツでも人気が高い」と明かした。その木村は「谷隊長と一緒に!」と話を振ると、谷は「34年前の指揮棒を持ってきた」と披露し、会場を沸かせた。改めて人気の高さをうかがわせる作品に、設楽は「言葉がいらない。共通の笑い。世界中の人たちが共通で笑えることが詰め込まれている。ドリームボックスだと思います」と世界中で人気となった秘訣を語った。
その撮影では「撮影現場に行って驚いてた。全部立て込んでるから。街にみたいになっていて驚いた」とセットについて語る設楽。そのセットに挑んだ挑戦者には「全力で挑んでくださっている」と話す木村は「忘れられない夏になった。みなさんががんばっている姿が印象的でかっこよかった。世界中の人が勇気づけられる」と語った。また、設楽は「相当な無理ゲーなのに文句も言わずにやってくれた」と笑いを誘った。
さらに、ビートたけしについて「たけし城の殿として会うと膝がガクガクする。ものすごいスピードの爆笑トークをしながら、言えることは『殿!』しか」とエピソードを披露した設楽。今回のイベントでは、その“殿”から「クリアした者を一日城主にする」とメッセージが寄せられ、狩野英孝、ハリウッドザコシショウが会場に用意された「竜神池」に挑戦。2人とも失敗に終わったが、本編さながらの盛り上がりを見せた。
最後に設楽は「みんなで一生懸命楽しく作り上げた『たけし城』が0時から配信開始です。ぜひ楽しんでいただきたい。何も考えずに見ていただいて、大笑いしてもらいたいです」、日村は「34年ぶりの復活ですから、見てきたファンも、見たことない方も見てください!」とアピールした。
【写真・文/編集部】
Amazon Original番組『風雲!たけし城』はPrime Videoにて4月21日(金)より全世界順次独占配信
出演:ビートたけし
バナナマン 設楽統 日村勇紀、上田晋也(くりぃむしちゅー)、渡辺直美、市川猿之助、谷隼人、木村昴 他
©2023 Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved