眠れない2人が出会ったのは、学校の古い天文台だった―実写映画『君は放課後インソムニア』の本予告映像、本ポスタービジュアルが解禁された。

「富士山さんは思春期」、「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描いた青春漫画の旗手・オジロマコトが手掛け、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中の「君は放課後インソムニア」。幅広い世代から高い支持を得、現在、コミックスは第11集まで刊行されている大ヒット漫画を映画『東南角部屋二階の女』で長編映画の監督としてデビューし、テレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や「祈りのカルテ」でも演出を務める池田千尋監督が実写映画化。若手実力俳優の森七菜、奥平大兼がW主演を務める。

今回、TOMOOが書き下ろした主題歌「夜明けの君へ」が初披露となる本予告映像が解禁された。“眠れない”という悩みをもつ高校生の伊咲(森)と丸太(奥平)は、互いにその秘密を周囲に打ち明けられずにいた。そんな二人は、唯一の眠れる場所・天文台で出会い、伊咲は丸太に「ただでさえ眠れない夜はしんどいんだから、面白くしよう!」と提案する。“夜のお楽しみ会”を発足し、「不眠症」(インソムニア)という共通の秘密が二人を繋いでいく。しかし天文台を勝手に使用していたことがばれてしまい、「部室としてなら使用許可が出る」という元顧問の倉敷先生と彼女に紹介された天文部のOB・白丸先輩のアドバイスのもと、2人は休部となっている天文部を復活させることを決意する。

唯一の居場所である天文台を守るため、星空の写真を撮ることなった二人は友人や家族など周囲の人々を引き込みイキイキと取り組んでいくが、ある日、ずぶ濡れの様子で皆に頭を下げる丸太の姿が。丸太を慰める伊咲だったが、彼女もある不安を抱えていることを打ち明ける。そんな彼女に丸太は「曲(まがり)が眠くなるまで話しかける」とラジオを通じて夜通し語りかけ、ある挑戦を決意する。そんな二人を、今回初解禁となるTOMOOの書き下ろし主題歌「夜明けの君へ」が満点の星空と共に優しく包み込む。

本予告映像
TOMOO(主題歌)コメント

主題歌を担当させていただくことができて本当に嬉しいです。
原作も夢中で何度も読みつつ、登場人物たちの心の震えや仕草をできるかぎり見逃したくない、澄んだその真心を汲み上げたい一心で書きました。
人と人が、お互いの存在を受け取り合い、照らし合う様は星に似ているように思います。そして人と人の心がつながっていく様子は星座みたいだなとも思います。
ぜひ劇場で、柔らかくあたたかい輝きを感じていただきたいです!

『君は放課後インソムニア』は2023年6月23日(金)より全国で公開
監督:池田千尋
出演:森七菜、奥平大兼、桜井ユキ、萩原みのり、上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川﨑帆々花
配給:ポニーキャニオン
©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会