スーパー戦隊“VSシリーズ”第29作Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』の最速舞台挨拶が4月27日(木)に新宿バルト9で行われ、樋口幸平、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵、駒木根葵汰、増子敦貴、森日菜美、世古口凌が登壇した。

主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が「SNS流行語大賞2022」にノミネートされるなど話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と、1人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う『機界戦隊ゼンカイジャー』が、“VSシリーズ”でついに夢の共演を果たす。革新的な世界観をもった両作品が次元を越えた “縁”で結ばれるとき、いまだかつて見たことのないVSシリーズが誕生する。「ゼンカイジャー編」「ドンブラザーズ編」「VS編」という三部構成、TVシリーズのその後を描くストーリー、新フォームの登場などファン垂涎の展開が詰め込まれている。2つスーパー戦隊の共闘は一体どんな化学反応が起きるのか―。

舞台挨拶には、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』よりドンモモタロウ/桃井タロウ役・樋口幸平、サルブラザー/猿原真一役・別府由来、オニシスター/鬼頭はるか役・志田こはく、イヌブラザー/犬塚翼役・柊太朗、キジブラザー/雉野つよし役・鈴木浩文、ドンドラゴクウ/桃谷ジロウ役・石川雷蔵、『機界戦隊ゼンカイジャー』より、ゼンカイザー/五色田介人役・駒木根葵汰、ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役・増子敦貴、フリント・ゴールドツイカー役・森日菜美、ステイシー/ステイシーザー役・世古口凌が登壇した。

冒頭では「みなさん、一年ぶりに『ゼンカイジャー』が帰ってきました!ただいま~!」と挨拶した駒木根だが、早速「正体から話させていただくと…」と話し始めると「待って待って!危ない!」とネタバレをしようとする駒木根をキャスト陣が必死で止め、会場は笑いに包まれた。

続けて挙手制で作品をPR。次々と手があがる中で、柊太朗は「本編中に岩船山に行ける機会がなくて。映画でやっと行けて…っていうだけです」と見どころをアピール。世古口は「全員ひっくるめて仲間であり、友であり、ブラザーと感じる作品になりました」とアピール。

これに樋口は「スーパー戦隊という長い歴史にある殻を破ってくれた作品が『ゼンカイジャー』だと思っていて、(続く)46作品目が『ドンブラザーズ』で、『ゼンカイジャー』に負けないくらいハチャメチャに一年間やれたと思っていて、その2作が組み合わさることで、スーパー戦隊で歴史に残る作品になっている思っています」と自信を見せた。また、志田は「私はみなさんが大好きです!映画観てください!」とかわいくアピールすると、キャスト陣からは「最高です、かわいい」と拍手が送られた。

最後に駒木根は「早くみなさんに観て欲しいという一心で撮影をして、この日を待っていました。一年ぶりに『ゼンカイジャー』として帰ってこれたのもうれしいですし、『ドンブラザーズ』としても携わらせていただいて、いろいろな方の支えのおかげです。これからもスーパー戦隊を背負ってお仕事に励みたいです」、樋口は「ハチャメチャな作品になっています。映像作品としてやるのは『ドンブラザーズ』としては最後だったんですけど、集大成だなと、一年間やってきたことがこの映画に出たと思います。僕が『ドンブラザーズ』のレッドを演じることが決まってから、『ドンブラザーズ』と『ゼンカイジャー』がもし映画をやったらどうなるんだろうと待ち望んでいた部分もあったので、それが叶って、みなさんの前に立つことができて幸せです。『ドンブラザーズ』も『ゼンカイジャー』もみなさんの記憶の中に残り続けられるような作品になっていると思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は2023年5月3日(水・祝)より新宿バルト9ほかで期間限定上映、9月27日(水)Blu-ray&DVD発売
監督:渡辺勝也
出演:樋口幸平、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵
駒木根葵汰(声の出演)浅沼晋太郎 、梶裕貴、宮本侑芽、佐藤拓也
富永勇也、宮崎あみさ、タカハシシンノスケ、
増子敦貴、森日菜美、世古口凌
川岡大次郎、甲斐まり恵 / 榊原郁恵
(声の出演)村瀬歩、能登麻美子、福圓美里、鈴木崚汰、松田颯水、阿部敦
配給:東映ビデオ
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