A24が贈る最新作『Pearl(原題)』が『Pearl パール』の邦題で7月7日(金)に公開されることが決定し、併せて予告編とポスタービジュアルが解禁された。
『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』を手掛けた最注目の映画スタジオA24が贈る最新作。夢見る少女はいかにして無慈悲かつ凶暴なシリアルキラーへと変貌していくのか―。ダンサーを志ざし、スターの華やかな世界に憧れるパール。人里離れた農場で、厳格な母と体が不自由な父に育てられた彼女の愛への渇望が、スターへの夢を育み、両親からの異常な愛が、その夢を腐らせていく……。籠の中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生する。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が第95回アカデミー賞で7部門を受賞し話題の映画スタジオA24製作の最新作である本作は、『X エックス』の前日譚であり、現在製作中の完結編『MaXXXine(原題)』とあわせA24初の三部作としても注目され、世界の国際映画祭を席巻してきた。その中で、マーティン・スコセッシ監督が魅了され、ベネチア国際映画祭が狂喜し、ホラー映画初のオスカー候補と噂されるほど世界中を熱狂させたシリアルキラー“パール”。鑑賞時、彼女の狂気に圧倒されながらも、最後には彼女の笑顔の虜になってしまう―。
今回解禁された予告編は、1928年のミュージカル作品『Good Boy』のために書かれ、マリリン・モンローが歌ったことで有名になった楽曲「I Wanna Be Loved By You(愛されたいのに)」をアレンジした曲が印象的に使われ、ミュージカルスターを夢見る無邪気なパールの夢が閉ざされ、残虐なパールへと変遷していく様が描かる。パールを演じる女優ミア・ゴスの怪演ぶりが、脳天を刺激する斬新な予告編となっている。
併せて解禁された日本版ビジュアルは大島依提亜が手がけている。日本ビジュアル向けに、英字部分含めてロゴも新たに作成され、テーマカラーの「赤」が映えるヴィンテージ感ある仕上がりに。「スターになるの」とかわいらしい笑顔をみせる無垢なパールと、その血だらけの手の間には、斧を振り下ろす、覚醒したシリアルキラー・パールの姿が映し出されている。
予告編
『Pearl パール』は2023年7月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開
監督:タイ・ウェスト
出演:ミア・ゴス、デヴィッド・コレンスウェット、タンディ・ライト、マシュー・サンダーランド、エマ・ジェンキンス=プーロ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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