『なのに、千輝くんが甘すぎる。』のGW突入!大感謝祭舞台挨拶が5月1日(月)に丸の内ピカデリーで行われ、高橋恭平(なにわ男子)、畑芽育が登壇した。
原作は、そのインパクトあるタイトルと、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、全国のティーン女子たちがドハマりする、憧れ度No.1“片想いごっこ”ラブストーリー。陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗役を、本作が映画初主演となるなにわ男子の高橋恭平が務め、ヒロインの如月真綾を畑芽育、さらに千輝のライバル役を板垣李光人が務めるほか、莉子、曽田陵介らフレッシュで今旬なキャストが顔を揃えた。監督は『ひるなかの流星』『午前0時、キスしに来てよ』など次々とヒット作を生み出し、ラブストーリーに定評のある新城毅彦が務める。
劇中で着用した制服姿で登場した2人。実際に劇場で鑑賞し、「すごく恥ずかしかった」と話す高橋は「一つ夢がかなった瞬間をプライベートで観れて楽しかった」と明かした。また、なにわ男子のメンバーからは「自然な演技だったとか、似合ってたよと褒めてくれました」と明かした。一方で、畑は劇場で8回鑑賞したという。
イベントでは、“この作品は自分にとってどんなものか?”をテーマに書道を実施。「何を書こうか決めてない。こういうのはぶっつけ本番のほうがいいかな」という高橋は、悩みながらも時間をかけて完成。「宝物」と書いた畑は「20年お仕事をやってきて代表作と胸を張って言えるものがなかった。『千輝くん』をやらせてもらえて代表作だと胸を張って言えるようになったのは大事なことだなと、ターニングポイントになった気持ちがあって。周りのみんなが宝物だし、自分にとってもこの作品が一生の宝物になった」と語った。
「千輝はオレの生様(いきざま)」と書いた高橋は「僕にとって大切な作品でもあり、居場所でもあったので、撮っている期間は本当に楽しかったし、学ぶことも多かった。横一列でいい作品ができたと思っているので」と語った。また、“いきざま”の感じに迷ったという高橋に、「送り仮名の“き”が入ると、なおよかったかも」とMCから優しくフォローが入り、「まあ、そこはね」と笑顔を見せた。
さらにイベントでは、事前に行われたファン投票で人気のシーンを再現。2人のお寺デートシーンや、千輝が妹の恋と一緒にいるときのオフシーンの再現に、観客からは大歓声が寄せられた。
また、フォトセッション時には鏡開きが行われ、高橋の合図に合わせていちごジュースで乾杯。いちごジュースを味わった高橋は「甘い」と千輝のセリフを披露。畑も「おいしかった」と笑顔を見せた。
最後に畑は「2か月が経った今も、全国のみなさんが『千輝くん』を観に来てくれているという事実が本当に幸せで胸がいっぱいです。真綾を演じられて幸せでした」高橋は「愛されて愛してもらって本当にうれしいです。キャスト、スタッフ、監督さんだったり全員に支えられて、一致団結してできた作品で、楽しい時間を過ごしながら、経験しながらがんばった作品です。僕にとっては一つの夢がかなった作品でもあります。上映が終わっても、みなさんが愛してくれたらうれしいです」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は全国で公開中
監督:新城毅彦
出演:高橋恭平(なにわ男子)、畑芽育、板垣李光人、莉子、曽田陵介、箭内夢菜、鈴木美羽、中島瑠菜
配給:松竹
©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社