ヨーロッパ企画によるオリジナル⻑編映画第2弾『リバー、流れないでよ』の劇場公開日が2023年6月23日(金)に決定し、併せて乃木坂46の久保史緒里の友情出演が発表された。
『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半タイムマシンブルース』の脚本や、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版脚本を手掛ける上田誠率いる劇団ヨーロッパ企画。本作『リバー、流れないでよ』は、世界27か国53の映画祭で上映&23もの賞を受賞した第1弾『ドロステのはてで僕ら』に続き、上田誠が原案・脚本を、映像ディレクターの山口淳太が監督を務める、ヨーロッパ企画制作によるオリジナル⻑編映画第2弾。
今回、久保史緒里(乃木坂46)の出演が発表された。ヨーロッパ企画とは、2021年に久保がヒロイン“黒髪の乙女”を演じた舞台「夜は短し歩けよ乙女」、フジテレビ「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」のショートドラマ「乙女、凛と。」以来のタッグとなる久保。『リバー、流れないでよ』では、物語の鍵を握るヒサメ役で登場する。
クランクアップのコメントでは「現場に入る前はワクワクが⽌まりませんでした。(ヨーロッパ企画の作品の魅力は)いろんな仕掛けがあるのに、ある一点でパッとつながる瞬間の気持ちよさがあります。その中でも大事な教えやハッとさせられる感覚もあり、それがヨーロッパ企画さんならではだと思います。あと、皆さんお優しいです」と笑顔。2分間がループする物語で、2分を計測しながらのワンカット長回しの撮影については「撮り終わったあとにモニターのところに集まって、タイムを計りながらみんなで⾒返す時間がすごく楽しかったです。OKが出た瞬間の達成感がすごく大きかったし、その感覚を共有できたのも良かったです」と振り返った。解禁された特報映像のラストでは、貴船神社にお参りをするヒサメの姿が収められている。彼女が物語にどう絡んでくるのか―。
久保史緒里(乃木坂46)・上田誠のクランクアップ報告動画
特報映像第2弾
仲居ミコト役の藤⾕理⼦(ヨーロッパ企画)、料理⼈⾒習いのタク役の⿃越裕貴をはじめ、本上まなみ、早織、そして近藤芳正が出演。さらに永野宗典、⾓田貴志、酒井善史、諏訪雅、⽯田剛太、中川晴樹、⼟佐和成らヨーロッパ企画メンバーも出演する。
また、6⽉3日から16日まで、下北沢トリウッドにて、『リバー、流れないでよ』公開記念イベント「リバーが流れる前に」の開催が決定した。ヨーロッパ企画のメンバーが監督したショートフィルムや未ソフト化の舞台公演、『リバー、流れないでよ』特集プログラムなど、日替わりで上映&メンバーのアフタートーク付きで贈る。ラインナップ、ゲストは近日トリウッドのホームページにて発表される。
『リバー、流れないでよ』は2023年6月23日(金)よりトリウッドほか全国で順次公開
原案・脚本:上田誠
出演:藤谷理子
永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、石田剛太、中川晴樹、土佐和成
鳥越裕貴、早織、久保史緒里(乃木坂46)(友情出演)、本上まなみ、近藤芳正