ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が11月より東京・東急シアターオーブほかで上演されることが決定した。
大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…』のミュージカル日本版が、早くも2023年に5度目の上演が決定した。前回、2022年~2023年の公演では東急シアターオーブでの東京公演がコロナの影響により、13回を中止せざるを得ず、全29回の予定が全16回の上演となった。続く全国ツアー公演も各地で大歓迎され、1月22日(日)に長野公演で大千穐楽を迎えたばかりだが、多くの要望を受けて、新キャストを迎えてのスピード再演となる。
映画でウーピー・ゴールドバーグが演じた歌手・デロリス役には、初演で帝劇初主演を果たし、圧倒的な歌唱力とコメディセンスで客席を爆笑の渦に巻き込む森公美子と、元宝塚男役トップスターで恵まれた身体能力と太陽のような明るい笑顔で魅力を放つ朝夏まなとのWキャストが再度実現。デロリスの幼馴染で警察官のエディ役には、舞台映えするルックスとパワフルな歌声で魅せる石井一孝に加えて、Wキャストとして端正なルックスと抜群のコメディセンスを併せ持つ廣瀬友祐が新たに参加。
冷酷なギャングのボスでデロリスの元恋人・カーティス役には初演から同役を演じ続ける大澄賢也が扮し、その子分3人組には、TJ役の泉見洋平、ジョーイ役のKENTARO、そしてパブロ役には2019年公演で同役を務めた林翔太が戻って来る。教会を取り巻くメンバーは、続投のメアリー・ラザールス役の春風ひとみに加え、メアリー・ロバート役で梅田彩佳が初参加する。
2016年公演で修道女の一人を演じた柳本奈都子が今回はメアリー・パトリック役、クラブシンガーのミッシェルとティナには河合篤子と福田えり、修道女たちをやさしく見守るオハラ神父役は太川陽介が引き続き演じる。厳格な修道院長役は初演から演じている鳳蘭が続投する。
本作の大きな見どころ・聴きどころの一つである綺羅星の如きミュージカル・ナンバーは、『リトル・マーメイド』『アラジン』『美女と野獣』『ニュージーズ』など、ディズニー映画の名曲の数々を手掛けたアラン・メンケンによるもの。そして演出は、『ウェディング・シンガー』『ラ・カージュ・オ・フォール』『ダンスオブヴァンパイア』『ヘアスプレー』など、とにかく盛り上がれるミュージカルをこれまでいくつも手掛けてきた山田和也が担当し、またまた劇場を熱狂と興奮の渦に巻き込む。
『天使にラブソングを~シスター・アクト~』は11月5日(日)~11月29日(水)に東急シアターオーブにて上演ほか全国公演あり