ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』の制作発表会見が5月2日(火)に都内で行われ、茅島みずき、入山法子、齊藤なぎさが登壇した。

2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、累計500万部を突破している人気漫画『明日、私は誰かのカノジョ』(をのひなお/サイコミ)のドラマ続編。生活費、学費やブランド品まで、自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島みずき)は、ある日人気歌い手アイドルの隼斗を接客する。メンタルが弱く、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた隼斗はリピーターとなり、悩みを聞いているうちに、二人は店外でも関係を持つことに。そんな二人はどんどん深みにハマっていくが…。また、留奈と同じ店で働く江美(入山法子)は、元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性。父の死去に伴い実家に戻るも、心酔する占い師の導きにより地元のスナックで働くことに。そして、その店の常連である岩崎に関係を持ちかけられ…。何かにすがることを否定してきた女性と、何かにすがりながら生きてきた女性、それぞれの幸せとは―。

シーズン1に続いての出演となる齊藤は「(前作の)反響が大きくて、ゆあから(自身を)知っていただく機会が多かった」と明かした。今回出演が決まったことに、「過去編がすごく好きで、ゆあがどうしてゆあてゃになったのかという過程が複雑で、そうならざるを得なかった過去が、原作を読んで泣きましたし、心に入ってくるお話だったので、演じることができてゆあちゃんというキャラクターを知っていただく機会になるなと、私が勝手にうれしかったです(笑)」と笑顔を見せた。

一方で、前作とは異なり「ゆあからゆあてゃになる過程を演じるので、等身大の高校生からのいろんなゆあが見られると思う」という。オリジナルストーリーで描かれる特別編について齊藤は「原作の世界観を大切にしながらみんなでみんなで話し合って」と振り返り。「酒井監督が本当にすごくて!原作を読み込んでいらっしゃるというか、その先の世界観を理解していらっしゃる方なので。いい作品にしたいとがんばっていました」と語った。

GW中に放送が開始される本作にちなんで、“明日、私は○○”を回答。「明日、私は家族旅行です」という齊藤は「アイドルを卒業してから家族と旅行していなくて。この機会に行こうかなと思います」といい、行先は「自然」と笑顔で答えた。

さらに、本作のテーマにちなみ“依存しているもの”については「音楽と友達」と答えた齊藤は「音楽を仕事以外で聞いていない時がない。ずっと聞いています」といい、「ノリますね。アイドルソングをかけていつの間にか踊っちゃっていたり」と明かした。一方で「友達がすごく好きで、一人の人を愛しちゃう。友達一人一人を深く愛してしまう。泣いてたりしたら深夜でも駆け付けたり、電話をしたり。その子にかける愛情がすごく、自分も愛してもらいたいというのがある。2人でカラオケに行ったり、その瞬間が人生で一番楽しい」と笑顔を見せた。

また、本作について齊藤は「シーズン1に引き続き、本当に素晴らしい世界観と、一つ一つの葛藤だったり、悩みが鮮明に描かれていて。原作を読んでいても、ドラマを観ていても毎回心がギュッとなる作品です。どこかしらに共感するポイントがあると思うので、自分と重ね合わせる部分だったり、現代の女の子の生きざまを見てもらえれば」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

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MBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』は2023年5月2日(火)より放送開始
■MBS 5月2日(火)第1話放送 24:59~
■TBS 5月2日(火)第1話放送 25:28~
出演:茅島みずき、綱啓永、新井美羽、稲葉友、石川恋、橋本マナミ、入山法子〈特別編〉齊藤なぎさ、本田響矢
©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS