ベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説を映画化した『大名倒産』のマネー講座映像が解禁された。

数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)。2019年に上下巻で単行本が出版されると「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった作品が、ついに実写映画化。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、立て続けにヒット作を生み出し続ける前田哲。本作が時代劇初挑戦となる。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」「下町ロケット」の稲葉一広の共同脚本。主人公・松平小四郎役に神木隆之介。そのほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市が出演する。

今回解禁された映像で映し出されるのは、100億返済か切腹か!という大ピンチに追い込まれた小四郎が、幼馴染のさよ(杉咲花)や兄の新次郎(松山ケンイチ)・喜三郎(桜田通)、家臣の平八郎(浅野忠信)らとともに、借金返済のために実行する、奇想天外な“節約プロジェクト”の一部。

藩の家計を把握しようと、そろばんを叩いて帳簿を調べる小四郎とさよの姿をはじめ、莫大なお金がかかる参勤交代では、キャンプ(野宿)で宿代をコストカット、さらに使用頻度の少ない家具などは綺麗さっぱり売払い、必要になった時に他所から借りるという現代の“サブスクリプション”の考え方を取り入れるなど、知恵や工夫を凝らしながら節約プロジェクトに奮闘する彼らの姿が映し出されている。“いつの時代もLIFE IS MONEY!”というキャッチーなフレーズと共に、現代にも通じる節約術がふんだんに散りばめられ、小四郎たちの100億返済の秘策(!?)が詰まっている。

スペシャル映像

『大名倒産』は2023年6月23日(金)より公開
監督:前田哲
出演:神木隆之介
杉咲花、松山ケンイチ
小日向文世/小手伸也、桜田通/宮﨑あおい
キムラ緑子、梶原善/勝村政信、石橋蓮司
髙田延彦、藤間爽子、カトウシンスケ、秋谷郁甫、ヒコロヒー
浅野忠信/佐藤浩市
配給:松竹
© 2023『大名倒産』製作委員会