『おとななじみ』の初日舞台挨拶が5月12日(金)に丸の内TOEIで行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈、髙橋洋人監督が登壇した。
ココハナ(集英社刊)にて2019年より連載が開始された大ヒット漫画「おとななじみ」(原作:中原アヤ/集英社マーガレットコミックス刊/全8巻)を、映画初主演となる井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)&久間田琳加のW主演で映画化。“おさななじみ”のまま“大人”になった井上演じる“超残念男子”・青山春(通称:ハル)とそんなハルに、ずっと思いを寄せる久間田演じる“オカン系女子”・加賀屋楓。なかなか縮まらない2人の恋に火をつけるのは、同じくおさななじみで楓に密かに思いを寄せる“超完璧クール男子”・蓮見伊織(萩原利久)と、3人を見守る“モテアネゴ系女子”・小戸森美桜(浅川梨奈)。ずっと隣にいたからこそ、進みそうで進まなかった20年間の片想い、そして、その恋模様に振り回される超個性的なキャラクターたちのラブコメディが誕生した。
「公開を待ち遠しく思っていましたので、みなさまにお届けできることを心からうれしく思っています。“見たよ”という感想も届いています」と挨拶した井上は初主演ということで「感慨深いと言いますか。まさか自分が主演映画を撮れることができるなんて思ってもいなかったので、無事公開できてホッとしています」と明かした。完成披露舞台挨拶では緊張していたという井上だが「今日はリラックスできています」と笑顔を見せた。一方で「深夜1時に(作品名で)エゴサーチしていました(笑)」という久間田は「こうやって広がっていくんだと思いました」と公開をよろこんだ。
それぞれのキャッチコピーが印象深い本作のキャラクターだが、“自身のキャッチコピーをつけるとしたら”という質問に浅川は「初日に難しいこと聞く」と困惑する浅川。「超省エネ系男子です。休みの日もベッドから出ない、動かない生活をしていたり。ダンスの振付を覚えるときも体を動かさずに覚えるんです。目で見て首だけ動かして」という井上は、本作の撮影でも「目で見て覚えていたら、スタッフさんから井上が覚えないから心配されていたと後から聞きました」と明かした。「超完璧ダチョウ男子」という萩原は「ダチョウっぽいって言われる。ちょっとうれしいんですよ」と笑いを誘った。
「肉食系女子」という久間田は「お肉を食べることが大好き。ご褒美のご飯も絶対に焼き肉に行く」と答えた。浅川は「オタクですかね。収集癖があるので、キャラクターだったりぬいぐるみも好き。現場数も多いタイプのオタクです」と明かした。
また、1年前に撮影された本作だが、プロモーションまでを通じて「(自身が演じる)ハルはコミュニケーション能力が高い役なんですけど、人との会話が多少上手になりました。人に興味がわくと言いますか、聞いてみたいなと思うようになり、積極的に会話ができるようになりました」と明かす井上。久間田は「しゃべっているときに動きがつくようになりました。楓を演じている時も喜怒哀楽がはっきりしているし、動きも大きく意識していたので。演じていた時の癖が抜けない」と明かした。
最後に久間田は「映画館に行ったら流れているんだと思ったらドキドキそわそわしています。キュンキュンできるし、たくさん笑っていただける作品です。お仕事とかもっとがんばっていきたいと思える作品です」、井上は「僕のすべてをかけて挑ませていただきました。1人でも多くのみなさまが笑ってトキメキながら4人に共感していただけたらと思っています」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『おとななじみ』は公開中
監督:髙橋洋人
出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、久間田琳加
萩原利久、浅川梨奈
岡本夏美、菊池亜希子、宍戸美和公、横澤夏子、村上健志(フルーツポンチ)
アン ミカ、松金よね子
©中原アヤ/集英社 ©2023「おとななじみ」製作委員会