日本を動かすのは、総理か、黒幕か―『連続ドラマW フィクサー』Season2のキャストが発表され、併せて特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

2008年に「連続ドラマW」の第1弾として始まった「パンドラ」シリーズをはじめ、「白い巨塔」、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」など数々のヒット作を生み出し、2020年秋の紫綬褒章を受章した脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス超大作。政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作は世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と金と権力に群がる人間たちを描き、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。

7月9日(日)から放送されるSeason2では“冤罪”をテーマに、唐沢寿明扮する主人公のフィクサー・設楽拳一が暗躍するさまを描く。東京都知事の妻が何者かに襲われ、意識不明に。現場にいた新聞記者の町田啓太演じる渡辺達哉が殺人未遂容疑で逮捕・起訴される。達哉を追い込む検察官と達哉の弁護士との間に過去の因縁が垣間見える一方、その検察官は拳一を過去に刑務所に送り込んだ人物でもあった―。次期都知事選に絡んで達哉を有罪にしたい権力者たちの思惑が交錯する中、拳一は達哉を冤罪から救えるのか?

Season1からの続投となる町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、富田靖子、内田有紀、小林薫、西田敏行に加え、先日、東京地検検事・佐々木雪乃役として江口のりこの出演が発表されている。今回、達哉の弁護を引き受ける弁護士・杉谷菜穂子役に鈴木保奈美の出演が決定した。そして東京都知事・横宮三郎役に石黒賢、都知事夫人・横宮妃呂子役として真飛聖が出演する。妃呂子の殺人未遂容疑で雪乃が達哉を起訴。拳一は菜穂子に達哉の弁護を依頼するが…。

政治が舞台となったSeason1のポスターでは国会議事堂が印象的に使われていたが、打って変わって、Season2では法廷が舞台ということで裁判所を背景にデザインされている。達哉の容疑をめぐって菜穂子と雪乃が火花散る法廷劇を繰り広げる。そして拳一はどう動くのか…。さらにSeason2初となる30秒の特報映像も解禁された。達哉の冤罪を晴らそうと暗躍する拳一の思惑とは…。

『連続ドラマW フィクサー』Season2 特報映像
鈴木保奈美(杉谷菜穂子役)コメント

――出演が決まったときの気持ち共演の方々について
都市伝説のように聞いたことはあるけれど、本当なのかしら、まさか、え、フィクサーは実在するの?日本を陰で動かしているの?と、ワクワクしながら台本を読みました。
斉藤由貴さん、江口のりこさん、町田啓太さん…以前から是非一緒にお仕事をしてみたいと願っていた方々なのでありがたい機会をいただきました。初めてお目にかかるので緊張しますが、まあ、そこは唐沢君がなんとかしてくれるでしょうと大船に乗った気持ちで臨みました。
――視聴者の皆様へメッセージ
食えない大人たちです。人というより魑魅魍魎です。
さっきすれ違った男がフィクサーだったかもしれません。
ノンフィクションか、大嘘か。頭脳の準備運動をしてからご覧ください。でないとアキレス腱切れますよ。

『連続ドラマW フィクサー』Season1(全5話)はWOWOWで放送・配信中、Season2(全5話)は7月9日(日)より放送・配信開始