アダム・ドライバー主演のSFサバイバル・スリラー『65/シックスティ・ファイブ』の本編映像が解禁された。

宇宙船の墜落事故。生き残ったのは2人だけ。生存率ゼロの隕石衝突まで、あとわずか―。ミルズ(アダム・ドライバー)は、宇宙を探査する長いミッションに出ていたが、小惑星帯と衝突して宇宙船は墜落。乗組員の生存はゼロ。船体はバラバラとなり航行不能となり、切り離された脱出船を探すため、未知の惑星を捜索するミルズは、一人の少女・コアが生存しているのを発見する。2人が不時着したのは、6500万年前の地球。そして…恐竜を絶滅させたという巨大隕石が、あとわずかで地球に衝突しようとしていた―。監督・脚本を務めるのはスコット・ベック&ブライアン・ウッズ。製作はサム・ライミ。主演にはアダム・ドライバー。脱出か、絶滅か――。

今回、本編映像が解禁された。6500万年前の地球に墜落し唯一生き残った主人公ミルズと少女コア。別の惑星出身で言葉が通じない2人だったが、先史時代の危険な生き物たちが至るところにいる見知らぬ地で、戦い、そしてピンチを乗り越えながら、切り離された脱出船まで歩みを進めていく。

しかし、あと一歩のところで突如、巨大恐竜が現れ、ミルズはコアを残し応戦。なかなか倒れない恐竜になすすべがなくなるが、墜落した時に見つけた巨大な間欠泉を思い出し、恐竜をおびき寄せるため一目散で走る!!うまく噴出した熱湯を浴びた恐竜は断末魔のような叫び声を上げたが、倒れてはいなかった…。追い詰められ目の前まで迫る巨大恐竜。危機一髪の状況に主人公ミルズはどう立ち向かうのか―。

ブライアン・ウッズ監督は『65/シックスティ・ファイブ』の背景について「私たちにとっては夢を叶える作品です。ずっと考えてきましたから。恐竜たちがいた時代はどんな感じだったんだろう?パンゲア大陸(※ペルム紀から三畳紀にかけて存在した超大陸)の頃の世界はどうだっただろう?最初は一つの塊だった陸地が、その後徐々に分かれていったことや、様々な気候や地域、地球上を闊歩していた動物たちのことを。だから、あの時代に戻れたらどんな感じだろうと、想像しながら作り上げていくのが本当に楽しかったです!」と、この時代に生きた恐竜や史実に基づいた歴史を描けたことに感動したと明かしている。

本編映像

『65/シックスティ・ファイブ』は2023年5月26日(金)より全国で公開
監督・脚本:スコット・ベック&ブライアン・ウッズ
出演:アダム・ドライバー、アリアナ・グリーンブラット