小林亮太、1st写真集 お気に入りカットは「その瞬間が素の自分に近い」目標は“大河ドラマ”

俳優・小林亮太の1st写真集『温度』発売記念イベントが5月28日（日）に都内で行われた。

『リップヴァンウィンクルの花嫁』や『兄に愛されすぎて困ってます』など、数多くの舞台やドラマ・映画に出演し、グランドミュージカルにも活動の幅を広げながら存在感を放っている俳優・小林亮太のメモリアル写真集『温度』。「自然体な姿を撮って欲しい」「人の温もりが感じられる写真集にしたい」という本人の希望から、撮影は幼少期に訪れたことがあるゆかりの地・青森で撮影を敢行。男友達との旅行のような飾らない素顔を見せる瞬間から、波が打ちつける岩場や雪が降り積もる大地、轟々と滝の音が響く渓流でのエモーショナルなショットまで、ここでしか見られない小林亮太の姿を収めた一冊になっている。

今回、1st写真集を発売するにあたって「写真集はみなさまの応援がないとできないものだなと感じますし、昨日も名古屋でイベントの初日を迎えたんですけど、こうして直接手渡しできる機会をいただけてうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔の小林。写真集のタイトルにつけられた『温度』については「2月の氷点下の青森で、スタッフチームを含め関わった人たちが温かくて、いい意味での温度差を感じました。今回の写真集のなかで現状の僕のさまざまな温度が見られたらいいなというのと、役者としていろんな人物を演じる上で、もっといろんな温度感の人物を演じられたらいいなと思って」と理由を説明した。

2月に青森県の八戸市を中心に2泊3日で行われた撮影では「楽しかったですね。年齢的には先輩のスタッフ陣も多いなかで、楽しくゆるく撮影してもらいました。2泊3日純粋にみんなで旅をしたなって想いが大きいです」と回顧。料理にも舌鼓を打ったそうで「外は寒いんですけれども中に入って温かいセンベエ汁いただいたりとか。小さい頃に八戸市に行ったことがあるんですけど、当時の記憶ではホヤが美味しかった思い出があったので、20歳を超えてからホヤの塩辛をお酒と一緒にいただきました」と振り返った。

写真集の中でお気に入りのカットについては「お芝居をしていてとか、先輩だったり、見てくれる人たちから『目が印象的だね』と言ってもらえることが多いんです。お気に入りのカットは、本当に朝イチで撮ってもらっていて、僕的にも感覚が鈍い状態。その瞬間が素の自分に近いというか、別の場でも撮ってもらうことがあまりなかったのでお気に入りです」と胸を張った。

今年挑戦したいことについては「ハンバーガーが好きと言い続けて連載とかもやらせてもらっていて、6月9日・10日・11日で『JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2023』で審査員を担当させてもらうことになりました。ハンバーガが好きと言い続けて、まさか24歳で大会の審査員をするなんておもってもみなかったので、好きを突き進むって大事なことなんだなって自分では改めて気づかせてもらった気がします」と返答。役者としては「ここ2、3年演劇でやらせてもらうことが多かった。フィールドを広げて映像の方にも進出していきたい。それと大河をやりたいです！『鎌倉殿の13人』で小栗旬さんがやっていたのもありますし、舞台の作品で大正時代の少年役で殺陣とかをやっていたので、そういう部分を少しでも大河作品で活かしたい」と目を輝かせた。

プライベートで挑戦したいことについて小林は「プライベートも捧げるぐらいの気持ちで仕事に打ち込みたい」と切り出し、「僕は切り替えが得意じゃないので、一個作品があると集中し過ぎてしまう。そうなると周りが見えなくなってしまうので、そこまでなりすぎないように程度に、芝居に繋がるようにいっぱい演劇を観に行きたいですし、映画も観に行きたいです」と目標を掲げていた。

また、ファンに向けて「みなさまの応援で写真集を出させていただく機会をもらいました。本当にいいチームと撮影させていただいたので、いろんなカットがファースト写真集の中にあると思います」と自信を見せ、「ファーストにしてはやりたいことをやらせてもらったのもありますし、恥ずかしいですけど個人的にはいい物にしていただいたという想いが強い。ぜひみなさんもお気に入りのカットを見つけてもらいながら、日々眺めてもらえるとうれしいなと思います」とメッセージを贈った。

【提供写真・オフィシャルレポート】

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