“離婚”を目指す夫婦のホームコメディNetflixシリーズ『離婚しようよ』の場面写真が解禁された。
本作は、ふたりの共同脚本――しかも交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーで、気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描くコメディ作品。妻の人気にあやかり、選挙での勝利を目指す政治家の夫と、お嫁さんにしたい女優ナンバー1ともてはやされ、ドラマに映画、CMと引っ張りだこの妻が、別れに伴うリスクを背負いながらも、一致団結して離婚という揺るぎない目標に向かっていく―。女性にだらしなく能天気で、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志を松坂桃李、大志の妻を仲里依紗が演じる。
今回、能天気で世間知らずのお坊ちゃん三世議員・東海林大志(松坂桃李)の場面写真が一挙解禁された。本作で松坂が演じるのは、女性にだらしなく能天気、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志。病死した父の地盤を継いで衆議院議員に初当選。当初はイケメン三世議員として好スタートを切るも、全く活躍できず「議員になったので、早くスッポンが食べたいです」「先生、ポスターと顔違いますよね」といったある意味素直?な失言や迷言を繰り返し、人気は凋落。おまけに、5年前に撮られた女子アナとの不倫を野党が週刊誌にリーク、当選直後に密会&路チュー写真が掲載され、結婚5年目となる妻、国民的人気女優のゆいとも完全に冷めきった関係に。お互いが離婚を決意し、ともに離婚に向けての共同戦線を張っていくことになる。
裕福な家で何不自由なく成長し、覚悟も将来の展望もないまま、なんとなく政治家になってしまったお坊ちゃんであるが故、繰り返される迷言に悪意はないが、考えなしで思ったことをそのまま言ってしまう能天気さはピカイチ。ともすれば嫌われ者になってしまう役柄でもあるが、松坂はそんな大志という役を、抜群のコメディセンスで、人間らしい、憎めない愛されキャラへと見事に昇華させ、これまでとはタイプの異なる役柄として新境地をみせている。
松坂は大志という役について「大志は不倫がバレてもはぐらかしたり、選挙の応援演説で候補者の名前を忘れてしまったときも強引に誤魔化し続けるなど、ある意味、子供みたいで人間味がある。色々なことに正直で必死で、バカ可愛いというか、芯を貫こうともがく純粋さがあるんです。」と明かしているほか、コミカルで息のあったかけ合いも多かった仲との共演について「安心感があって心地がよかったです。ゆいとのやりとりはずっと楽しかったです。」と振り返っている。
場面写真では、地元・愛媛を愛する議員として選挙活動に勤しむ真剣な表情を捉えた姿や、選挙ポスター、アクリルスタンドといった選挙を勝ち抜くために作られた“大志グッズ”もお披露目された。一方で、だらしないパジャマ姿で母の峰子(竹下景子)に、今にも文句を言う声が聞こえてくるような絶妙な表情を捉えた1枚や、離婚に向け、双方の弁護士を交えて話し合いに臨む気まずい雰囲気を収めた場面写真が到着している。
本作では、松坂や仲が演じる夫婦以外にも、竹下景子演じる大志の母・東海林峰子、尾美としのり演じる、大志の父の代から勤めてきた秘書の早乙女、大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士・印田薫を演じた板谷由夏に、うさん臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士・石原ヘンリーKを演じた古田新太など、豪華キャスト陣が出演。それぞれがクセ強でユニークなキャラクターを演じており、大志とゆいの二人を中心に、コミカルでリズミカルな演技を披露していく。彼らが、物語の中で一体どのような会話劇を繰り広げるのか、そちらにも期待が高まる場面写真が解禁となった。
Netflixシリーズ『離婚しようよ』は2023年6月22日(木)よりNetflixにて全世界同時配信
監督:金子文紀、福田亮介、坂上卓哉
出演:松坂桃李、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏
織田梨沙、神尾風珠、少路勇介、矢沢心、高岸宏行、前原滉
尾美としのり、池田成志、山本耕史、高島礼子、竹下景子、古田新太