『ザ・フラッシュ』の“超速”試写会トークイベントが6月1日(木)に都内で行われ、細谷佳正、藤本敏史(FUJIWARA)、こがけんが登壇した。

本作は、DCだけでなく全てのヒーロー作品のゲームチェンジャーにして、既に“最高傑作”と謳われるタイムループ・アドベンチャー超大作。ジェームズ・ガンが「信じられないくらい最高!」と語り、《DCユニバース(DCU)の起点となる作品》と位置付ける。

フラッシュのコスプレで登壇した藤本とこがけん。「ヒーロー映画史上最高傑作です」と断言する藤本は「声が出てしまうんです。それくらい感情が揺さぶられる」と興奮気味の様子。「つかみからすごい」と話すこがけんは「速さの表現も最大限に素晴らしい。映像革新」と大絶賛し、「バットマンはいろんな人が演じていますけど、マイケル・キートン版の口元が好き」と語った。

フラッシュ役の声優を務める細谷は「通常2時間くらいの映画だと、時間がかかっても6時間で終わるんですけど、『ザ・フラッシュ』は(自身が演じる)バリー・アレンが2人出てくるので倍かかりました。丸2日かかりました」と明かし、「(セリフが)めちゃくちゃ多くて。アフレコの初日にアメリカに(2人が)絡んでいるシーンを送って精査してもらわなければいけなかった。もしダメだったら突き返されちゃう」という状況だったという。

さらに「僕らがアフレコする映像は、肝心なとこが全部モザイクなんです。しかも白黒なんです」と話す細谷だが、そんな中で「『関係者試写があるので色がついたのが観れるから観たほうがいい』と。『それを観ないとこの映画は分からない』と。その時に初めて『楽しいな、この映画は』と」と振り返った。

最後に、こがけんは「フラッシュの成長の話であり、親子愛の話なんです。そこがめちゃくちゃきました」、藤本は「アクションシーンは観たことがない映像。結構センスがいい笑いが随所に散りばめられているので注目してもらいたい」、細谷は「映画はつかみが大事。つかみのシーンがこんなに贅沢なのと思うんです。つかみでこれなら最後どうなるんだろうと。遊園地のような楽しめる映画です」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『ザ・フラッシュ』は2023年6月16日(金)より日米同時公開
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:エズラ・ミラー、ベン・アフレック、マイケル・キートン、サッシャ・カジェ、マイケル・シャノン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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