広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』の本編映像が解禁された。
田島列島がユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、26歳のOL榊さんと高校生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの面々の想定外の日々を綴った、家族の元を離れて始まる、家族の物語。主人公・榊千紗を演じるのは『流浪の月』での好演の高い評価が記憶に新しい、広瀬すず。映画にドラマ、作品を重ねるごとに飛躍してきた広瀬が、クールで感情を表に出さない大人の女性を繊細に演じ、新たなステージに挑む。監督は、『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など、心潤す数々の群像劇を世に送り出してきた前田哲。人と人との向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出す。
今回、本作広瀬すずが演じる榊さんのツンデレ(!?)なシーンが公開された。仕事帰りひとり歩いていた榊さんは土手に座り込みなにやら悩んでいる様子の直達を見つけ近づいていく。「直達くん。どうしたの」と聞く榊さんに、「反省」と一言つぶやく直達。「榊さんの言うことを聞いていればあんな無神経なこと…」と、どうやら恋愛でなにかあった様子。「さては告白されたね?」と10歳年下の直達にいたずらっぽく話し、続けて「派手に浮つけよ!」と直達に榊さん流アドバイス。
いつものクールな姿とは違い、表情も少し緩んでいる榊さん。直達がじっと見つめ黙っていると、「なに」とハッとしたようにまたいつもの榊さんにすぐ戻ってしまうが、「半分持ちたいって言ってくれて、うれしかった。ありがとう。」と初めて直達への素直な気持ちを口にする。映像の最後には「安心してリア充におなり」と、直達の頭をポンとする、年上のお姉さんのやさしさが映し出され、今までの榊さんとは違う新たな一面に、より一層ときめきが増す映像となっている。
さらに、完成披露試写会でのアンケートでは「色々な髪型と服装の榊さんがかわいかった」という声もあるように、榊さんのオフスタイルのファッションとヘアスタイルもときめきポイントのひとつ。シェアハウスの中だからこそどこか抜けていたり、かわいらしい榊さんの一面を垣間見ることができるファッションの数々にも注目だ。
本編映像
『水は海に向かって流れる』は2023年6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開
監督:前田哲
出演:広瀬すず
大西利空、高良健吾、當真あみ/勝村政信
北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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