ウソからはじまる本当の恋?―『交換ウソ日記』の場面写真が解禁された。

シリーズ累計発行部数50万部突破の櫻いいよによる青春小説「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)を実写映画化した本作。「好きだ」突然届いた学校イチのモテ男子からの交換日記。でもそれは、親友宛のものだった―。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、やり取りを続けてしまう。彼を知って惹かれていく一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき…ウソから始まった、切ない片想いの行方は―。学校イチのモテ男子で、思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山潤を高橋文哉、瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美を桜田ひよりが演じる。

今回、日記の日&恋人の日を記念して、高橋文哉&桜田ひよりの直筆日記が公開された。タイトルにも含まれる「交換日記」は本作の最重要アイテム。SNSで簡単に連絡がとれるようになった今だからこそ“交換日記”でいつ返事が来るかわからないもどかしさやドキドキ感が新鮮であり懐かしく、つい応援したくなる青春ラブストーリーとしての映画の魅力をさらに引き上げている。

ある日、希美は移動教室の机の中に、「好きだ!」と書かれた手紙を見つける。それは学校イチのモテ男子・瀬戸山からの手紙で、イタズラかなと戸惑う希美は一度は「ごめんなさい」と返事をするが、諦めきれない瀬戸山は自分を知ってもらうために交換日記をしようと提案する。

そんな2人が繋がるきっかけとなる交換日記は、実は高橋と桜田の直筆で綴られたもの。今回、日記の日と恋人の日を記念して、2人が書いた日記の一ページが公開された。瀬戸山と希美のキャラクターを文字で表現するため、高橋はド直球な瀬戸山に合わせて迷いのない力強く大きい、右肩上がりの文字に、桜田は希美の優しい雰囲気に合わせて可愛らしい小さめの文字にするなど、こだわりの詰まった日記となっている。文字から役作りへのこだわりやキャラクターが感じ取ることができるのは、実際に手書きした交換日記ならではの注目ポイントだ。

劇中には日記の文字がスクリーンに浮かびあがる演出もあり、交換日記を通して二人が親しくなっていく様子が描かれる。そんな交換日記は、本作のためにいくつものパターンを全て直筆で用意したようで、桜田「文字を書きすぎて手が痙攣しました(笑)」と話すほど。

撮影の待ち時間には、高橋と桜田は書き終わったノートをめくって「“女の子”って感じの可愛い字だよね。英語がめっちゃきれい!」「漢字はそんなにまるまるとしてないんだけどね(笑)」と2人でお互いの字を見ながら盛り上がった。先日の完成披露試写会でも、客席に向かって放たれた大量のピンクのハートの中には、キャストの直筆メッセージ入りのハートが入っていたり、舞台上に並ぶバルーンには高橋直筆の「好きだ!」というメッセージが印字されていたりと、本作ならではの演出で、会場は大盛り上がりとなった。手書き文字は今後も随所で展開される予定だ。

また、交換日記を手にとる2人の真剣な表情にも注目だ。日記を介して好きな音楽や将来のことを打ち明けていくうちに、徐々に仲良くなっていく2人。江里乃として日記を書いていた希美がだんだんと自分の言葉で想いを綴るようになり、そんな希美の言葉に瀬戸山も心を動かされる。希美との思い出が詰まる交換日記を前に、瀬戸山は何を想うのか?また、日記を大事に抱え、何かを決意したかのような希美の眼差し…勘違いから始まった交換日記はどのような結末を見せるのか。希美は本当のことを伝えることが出来るのか、そして瀬戸山の想いは…。

『交換ウソ日記』は2023年7月7日(金)より全国で公開
監督:竹村謙太郎
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生
配給:松竹
©2023「交換ウソ日記」製作委員会