BS松竹東急のオリジナルドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』のレギュラーキャストが解禁された。
本作は、現在第4期まで放送されている大人気アニメ「ヤマノススメ」(コミック アース・スターにて連載中)の原作者である漫画家・しろによる「カメラ、はじめてもいいですか?」(ヤングキングアワーズにて連載中)が原作。自分に自信が持てない女子高生の主人公・池田ミトがカメラの奥深さを知り、カメラを通じて少しずつまわりと打ち解けていく青春ドラマ。様々な種類のカメラが登場するなど、カメラ好きにはたまらない見どころも多数登場するBS松竹東急のオリジナルドラマで初の青春ドラマ。
今回、個性豊かなレギュラーキャストが解禁された。ミトの家の隣に住むカメラマン・綿矢チサトを演じるのは手島実優。手島は近年では、映画「猫は逃げた」(2022)で浮気相手役を熱演し大きな話題となったほか、監督を安川有果が、脚本を城定秀夫が手掛けた映画「よだかの片思い」(2022)に出演するなど、ひときわ存在感のある演技で注目を集めている。そんな手島が演じるチサトは、主人公・ミトにカメラの奥深さを教えたり、時には風邪をひいたミトを看病したりと、ミトのお姉さんのような存在でありミトの憧れる存在。チサトを慕うミトと、ミトを妹のようにかわいがるチサトの掛け合いは必見だ。
ミトと同じ高校に通う、大のカメラ好きの高校生・音海モア役を演じるのは村山優香。人気特撮ドラマ「ウルトラマンデッカー」(2022/テレビ東京)でヒロインを務めたほか、短編映画「お雛様のヘアカット」(2022年公開)でヒロイン役を演じ、ローマ国際映画祭で最優秀女優賞、ニューヨークムービーアワードおよびイギリス・ロンドンムービーアワードで女優部門銀賞を受賞するなど、ネクストブレイク必至の若手女優。村山演じるモアは、カメラを語りだすと止まらなくなってしまうほどのカメラ好きで、学校でカメラを持ち歩くミトに話しかけたことがきっかけで、ミトのカメラ友だちに。常に明るく元気に振舞うモア役を熱演する村山に期待が高まる。
同じくミトの同級生で、モアのカメラ友だちの高校生・毒島リン子役を演じるのは中村守里。中村は、本作のメイン監督・上村奈帆が手掛けた映画「書くが、まま」(2019)の主演を務め、新進気鋭の若手監督とアーティストが集まる映画祭「MOOSIC LAB 2018」にて、当時15歳と本映画祭最年少の主演でありながら最優秀女優賞を受賞し大きな反響を呼んだ。2023年9月公開予定の「まなみ100%」にて主演を演じることが決定しており、現在話題沸騰中の若手女優。そんな中村が演じるリン子は、モアとは打って変わって落ち着いた雰囲気を持つものの、モアに負けないほどのカメラ愛を持っている少女です。ミト・モア・リン子の高校生3人組のフレッシュな掛け合いは見逃せない。
そして、ミトたちが住む町のカメラ店「ヤエガシカメラ」の店員・八重樫ナギ役を演じるのは根矢涼香。根矢も中村と同じく、本作のメイン監督・上村奈帆の手掛けた青春ドラマ「根矢涼香、監督になる」(2020)で主演を務め、公式Twitterで全話公開された際には累計10万回以上再生され世間で大きな話題を集めるなど、迫真の演技で観る人を惹きつける演技派女優。そんな根矢が演じるナギは、店に遊びに来るミト・モア・リン子に世界各地のお茶を振舞ったり、初心者のミトにカメラのことを優しく教えたりと、高校生たちのお姉さんのような存在であり、自身もカメラ歴8年の生粋のカメラ通。まさにハマリ役といえる根矢の演技にも注目だ。
さらに、演技派俳優陣がドラマオリジナルキャラクターとして出演する。雑誌の編集長・藤野恭子役を、ドラマ「ドラゴン桜」(2021/TBS)、「マイファミリー」(2022/TBS)、「ワカコ酒」シリーズ(BSテレ東)など、数々の大人気ドラマにレギュラー出演し、存在感のある演技をみせる山田キヌヲが演じる。また、原作では語られていないミトの父親・池田聡役を、映画「とんかつDJアゲ太郎」(2020)や「ちひろさん」(2022)などの人気映画に出演するほか、ドラマ「監察医 朝顔」(2019/フジテレビ)にレギュラー出演するなど、数々の作品に出演し名バイプレーヤーとして知られる斉藤陽一郎が演じる。2人が物語にどのように関わっていくのか、山田と斉藤の役どころにも期待が高まる。
手島実優(綿矢チサト役)コメント
綿矢チサトを演じました、手島実優です。
全くのカメラ未経験者である自分を、ファインダーの先の世界へ、出演者の皆さんやスタッフの皆さんに連れて行っていただきました。
いつでもあたたかい現場で、のびのびとお芝居ができました。カメラは、その人がどんなまなざしで世界を見つめているかが写真に残る、素晴らしいツールだと知りました。
カメラを通して、今までよりもっと世界が明るく、優しくなっていく、すてきな女の子たちの物語です。是非お楽しみください!
村山優香(音海モア役)コメント
出演が決まった時は、とても人気な作品でその実写という事で、いかに音海モアになりきれるかが少し不安でした。
でも、私自身写真を撮る事が好きだったのでとても嬉しかったです。役作りで髪の毛を明るくするのもワクワクでした。
実際に現場に入り、モアちゃんを演じるにあたって、セリフに専門用語が沢山あったり、ハイテンションぶりにクランクアップまで慣れなかったです笑
でも、自分の好きな事にここまで熱中できるのはとても素敵だなと尊敬しながら演じていました。
それぞれ個性的なキャラクターが揃っていて、クスッと笑ってしまうような作品になっているところかなと思います。そして、カメラ好きな方にすごく共感していただけたら嬉しいです。
また、カメラに興味が無い方にもカメラ始めてみようと思っていただけると、更に嬉しいです。
全12話是非ご期待ください!
宜しくお願い致します。
中村守里(毒島リン子役)コメント
出演が決まった時は、上村監督にまたお会い出来ると思うと嬉しくてたまらなかったです。現場でも沢山の再会があり、テンションが上がりました。
ちょっぴり二面性を持つリン子は、演じていてだんだんそのキャラクターに引きづられて行ってしまう程突き抜けたものを持つ子でした。リン子のおかげで自由に動き回ることができ自分でもとても面白かったです。
また、カメラが私にとって気になる存在になっていきました。カメラで一瞬を収めることの魅力。そんなことを感じながらキャストの皆さんと短くて濃い青春を送った気分です。
ご覧になる皆さんも是非ご一緒に楽しんで観ていただけたら嬉しく思います。
根矢涼香(八重樫ナギ役)コメント
このドラマは、好きなことに一歩踏み出す時のワクワクや不安に寄り添ってくれる物語だと思います。
キャラクターそれぞれの写真に対する向き合い方も、あぁわかるなあって、沢山共感していました。
私も8年近くフィルムで写真を撮っているのですが、この作品を通してカメラへの愛がより深まったように感じます。
自分の日常を愛おしむ行為だなあと。私がいただいた八重樫ナギという役は、カメラ屋さんの店員としての知識もあって、皆の相談役として周囲をよく見ている人。
カメラについて改めて学んだり、隣にいる人の背中を押すような話し方をして演じるように心掛けました。「カメラ、はじめてもいいですか?」に関わることが出来て、本当に幸せでした。
ありがとうございました。
山田キヌヲ(藤野恭子役)コメント
20年前、デビュー作でキョウコというカメラマンを演じました。当時はまだフィルムカメラが主流で、シャッターを押しフィルムを巻き上げるあの感触が好きでした。うまく撮れてますように…と願いながらジリリっと。藤野恭子役で出演が決まったと聞いた時にはご縁を感じずにはいられませんでした。人生は選択の連続。勇気を出してシャッターを切りフィルムに焼き付けた瞬間の積み重ねのようで、編集者として一人の人間としていかにあるべきか、恭子の生き方に私自身考えさせられる部分も多々ありました。カメラや写真が好きな方も、そうでない方も老いも若きも関係なく、全12話、楽しんでいただけたら幸いです。
斉藤陽一郎(池田聡役)コメント
カメラを通して成長していくかわいい娘。そして、そんな娘を通して成長していく家族の物語に心が温かくなりました。ご存知の通り人生は選択の連続です。それは世界を切り取る瞬間に押すシャッターにも似ています。時に厳しい現実を見せられる時もありますが、いつかきっと自分が見たい景色に出会えるのだと思います。主人公のミトは勿論、私たち家族の成長も楽しんでいただけたらうれしいです。
ちょっぴりウザいお父さんを演じるにあたり、あまりにも違和感なく自然に現場に入れたのは、ココだけの話です。
月曜ドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』(全12話)は2023年7月3日(月)よりBS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)で毎週22時30分~放送
出演:田牧そら、手島実優、村山優香、中村守里、根矢涼香/山田キヌヲ、斉藤陽一郎
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