岡田将生&清原果耶W主演『1秒先の彼』の幾田りらが書き下ろした映画主題歌「P.S.」のMVが解禁された。
台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎による日本版リメイクである本作。男女のキャラクター設定を反転&舞台を日本・京都に移し、何をするにも人よりワンテンポ早いハジメ(岡田将生)とワンテンポ遅いレイカ(清原果耶)の消えた“1日”を巡る物語を描く。
本日より幾田りらが本作のために書き下ろした主題歌「P.S.」が配信リリースされ、同日にミュージックビデオが解禁。いま、注目の子役、柊木陽太と加藤柚凪が扮する、幼き日のハジメとレイカの映画では語られることのなかったビハインドストーリーが描かれている。
映像は天橋立行きのバスに揺られるハジメ(岡田将生)のモノクロのシーンから始まる。映像に色がつき現れるのは幼少期のハジメとレイカ。同じ病室のベッドが隣同士で出会った2人。やがてハジメに恋心を抱くようになるレイカと、その気持ちに気付かない無邪気なハジメ。大人になったレイカ(清原果耶)が丁寧に手紙を書く姿から、また時間は幼少期に戻り、ふたりの淡い恋愛模様が描かれていく。
「P.S.」は自分に振り向いてくれないハジメを健気に想い続けるレイカの気持ちを思わせる楽曲。楽曲タイトルは映画の鍵となる“手紙”から連想してつけられたもので、レイカが自転車を全力で漕いで向かう天橋立松林郵便局に“消えた一日”の謎が隠されている――。監督を務めたのは『1秒先の彼』のメイキングも手掛けた映画監督の大畑創。柊木と加藤との撮影に関して、「『片想い』というテーマに対しての、イノセントかつプロフェッショナルな二人の仕事ぶりに、僕は頼りきりでした」とコメントしている。映画を見る前にも楽しめる作品だが、映画を見たあとだと一層の余韻と感動を生むMVとなっている。
併せて解禁された幾田りらのコメント動画では、映画の魅力と楽曲に込めた想いを語っている。映画については、「1秒早いハジメくんと1秒遅いレイカちゃんのちょっとちぐはぐな、でもそんなふたりがだからこそ惹かれ合う部分にすごくキュンキュンしました」と語り、楽曲については「レイカちゃんがハジメくんを想う気持ちは、思いやりでできた優しい気持ちだなと思っていて。その気持ちを、楽曲を聴いたときにフワッと感じてもらえたらいいなと思いました。優しい風のようなレイカちゃんの優しさを歌声と楽曲に乗せられるように作っていきました」と書き下ろしの際のイメージも明かし、映画を応援している。
幾田りらコメント&「P.S.」MV
『1秒先の彼』は全国で公開中
監督:山下敦弘
出演:岡田将生、清原果耶
福室莉音、片山友希、しみけん、笑福亭笑瓶、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉、羽野晶紀、加藤雅也、荒川良々
配給:ビターズ・エンド
©2023『1秒先の彼』製作委員会