バービーの世界を初実写化した映画『バービー』のワールドプレミアが7月9日[現地時間]にアメリカ・ロサンゼルスで行われ、併せて主演のマーゴット・ロビーやグレタ・ガーウィグ監督らの来日が決定した。
本作は、完璧でハッピーな毎日が続く《夢》のようなバービーランドで暮らすバービーとケンが、ある日完璧とは程遠い“人間世界(リアルワールド)”に迷い込み本当に大切なものを見つけるドリームファンタジー。スタイリッシュなファッションと完璧なスタイルで、多くの女性を虜にしてきたバービーを演じるのはマーゴット・ロビー。バービーとともに完璧なドールの世界で暮らすケンを演じるのはライアン・ゴズリング。監督は『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ。歌やダンスを織り交ぜながら、観客を夢のようなバービーランドの世界に連れていく。
今回、主演のマーゴット・ロビーやグレタ・ガーウィグ監督らの来日が決定。マーゴットは、7月9日[現地時間]に行われたワールドプレミア「See you in Japan! 日本で会いましょう!」と日本のファンへメッセージを送った。
マーゴットは2016年にハーレイ・クイン役で話題を呼んだ『スーサイド・スクワッド』以来、7年ぶりの来日となる。そのほか、2006年にドラマ「アグリー・ベティ」で一世を風靡したアメリカ・フェレーラ、そして『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』を手掛け、本作の監督・脚本を務めたグレタ・ガーウィグらが、全世界のピンクの熱狂を引っ提げて来日、盛大なジャパンプレミアが予定されている。
そして、7月9日[現地時間]にアメリカ・ロサンゼルスで映画『バービー』のワールドプレミアが開催され、劇中でバービーとケンが迷い込む“人間世界”として描かれるロサンゼルスの地に超豪華キャスト陣が集結。バービー役のマーゴット・ロビーを筆頭に、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノン、シム・リウ、マイケル・セラなどバービーランドを彩る多彩なキャストに加え、人間世界からはアメリカ・フェレーラやアリアナ・グリーンブラット、そして監督を務めたグレタ・ガーウィグが登場。さらに、本作サウンドトラックに参加している超人気アーティストのビリー・アイリッシュやニッキー・ミナージュ、また主題歌を担当しキャストとして出演も果たしているデュア・リパなど、多大な影響力を誇るセレブリティたちも駆けつけ、世界的に注目されるビッグタイトルにふさわしいワールドプレミアとして華々しく開催された。
会場には、世界的に話題を集めている本作らしく、マスコミ約150人、ファン約400人が集結。スタッフもマスコミもファンもほぼピンクのコーディネートで参加し、まるでピンクのハロウィーンのような盛り上がりを見せていた。全長約100mの“ピンクカーペット”にキャストや監督などの登壇者たちが姿を現すと、会場の盛り上がりは最高潮に。
バービー役のマーゴット・ロビーは真っ黒なスパンコールが輝くイブニングドレスで登場。かつてバービー人形のコスチュームとして実際に登場したドレスをイメージしているという一着を纏い、ピンクカーペットで圧倒的な存在感を発揮しながら、会場に駆け付けた大勢のマスコミやファンに笑顔を向けた。美しい衣装が数多く登場することでも話題の本作について、マーゴットは「バービーらしい衣装だけれど、特定のバービーの衣装のレプリカではないんです」と説明。本作で衣装を手掛けた、アカデミー賞衣装デザイン賞の受賞歴を持つジャクリーヌ・デュランについて触れながら、「ジャクリーヌは古い映画などいろいろなものを参考にしてバービー風の衣装を自由に創り上げていて、とても頭がいいんです!」とその才能を絶賛した。
また、バービーランドの住人・アランを演じたマイケル・セラは、本作について「信じられないくらい素晴らしいものでした!こんなに壮大ですごいセットは見たことがなく、とても楽しかったです。これぞ真に映画だと感じました」と、作り込まれた圧倒的世界観を演者として大絶賛。さらに「この作品は人々が自分らしくあることを許容しています。自分に誇りを持って、他人の期待に沿うような生き方をしなくてもいいように。とてもポジティブで、人々の心の支えになってくれる映画です」と、作品の持つメッセージについても言及した。
『バービー』は2023年8月11日(金)より全国で公開
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、シム・リウ、デュア・リパ、ヘレン・ミレン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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