『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月17日(月・祝)に丸の内ピカデリーで行われ、北村匠海、山田裕貴、間宮祥太朗、SUPER BEAVER(渋谷龍太、柳沢亮太、上杉研太、藤原“35才”広明)が登壇した。
週刊少年マガジンで連載され、累計発行部数が7,000万部(2023年3月時点)を超えているコミックス「東京卍リベンジャーズ」。2021年に劇場公開された映画『東京リベンジャーズ』は主人公・タケミチを演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮といった全員が人気、実力ともに申し分のないオールスターキャストが集結したことでも話題となり、興行収入45億円、観客動員数335万人を記録、2021年劇場用実写映画No.1の大ヒット作となった。そして、『東京リベンジャーズ2』では前後編2部作で「血のハロウィン編」を描く。
前編「-運命-」の終映が7月27日(木)と迫り、前後編2作を合わせて鑑賞できるタイミングも残りわずかとなっていることについて北村は「男女問わず、年齢問わず、いろんな方が愛してくださってるなと感じています。前編・後編と分けることなく、1本の作品として区切りなく撮っていたので、続けて見ていただいてこの作品が初めて完成すると思ってますので、是非観ていただきたいです」と後編「-決戦-」についての周りからの反響に感謝するとともに、2部作となった本作への想いを語った。
その後、本作の主題歌を務めたSUPER BEAVERがスペシャルゲストとして登場。「SUPER BEAVERはいつも急に来るね」と「東京リベンジャーズ」ではお馴染みのヒナタのセリフを引用したリアクションにゲストと会場からは「おおー!」と声が漏れ、「なんだろう、ちょっとキュンとした!」と山田も感心しきりの様子。「なんでそっちがキュンとしてんの!」とボーカル渋谷からツッコミが入るなど、非常に和やかな雰囲気が垣間見えた。エンドロールで流れる主題歌「儚くない」も泣けると多くの絶賛の声が上がっていることを受けて、ギターの柳沢は「タケミチがヒナタを救い、共に生きる未来に辿り着きたいっていう気持ちが、すごく根底に流れている作品だと思うんですけど、その中でそれぞれの登場人物が人を思い、思われ、行きつくところは、やっぱり共に生きていきたいっていう気持ちなのかなっていうことを素直に楽曲にさせていただきました」と歌詞に込めた想いを明らかにした。
続けて、熱い夏にちなみ、“本作で一番熱いと思う漢”をフリップに書いて、エピソードを披露。北村【英勉監督】、山田【たくみっち(北村)】、間宮【山田】、渋谷【山田】と一斉に発表した。渋谷が山田がパーソナリティを務めるラジオ番組に出演した際に自身の楽曲を熱唱してくれたエピソードを披露し、「その作品に対する思いであったりとか、やっぱりものすごく前のめりだなっていうのを感じたので、彼はやっぱすごく根が熱いやつなんだろうなっていうのを感じたので選びました」と理由を語った。これには北村「確かに業界一熱い漢(おとこ)ではありますね」、間宮「なんか自動的に、熱い漢って言われたら、山田裕貴ってなりますね」と納得の様子。
また、原作者・和久井健からイラストとコメントが届いていることがMCから告げられると、ゲスト一同は大盛り上がりとなり、「パワー貰いました!!東リベ2最高!」とコメントが代読されると、「すげー!!」「欲しい!」などと声が上がる中、イラストに描かれた、原作キャラクター達の構図と同じようにポージングを決める一幕も見られた。
さらにここで主題歌「儚くない」を特別に弾き語りで生披露。初めて楽曲を聞いた時の感想について北村は「痺れましたし、泣きました。「名前を呼ぶよ」(前作主題歌)から、 僕はもうSUPER BEAVERは東卍の一員だと思っていますし、「東京リベンジャーズ」という作品の一貫しているメッセージを音楽でもちゃんと言葉として貫き通してくれてマジでかっこいいと思いました。」と絶賛。ラジオでも熱唱してしまう程のファンである山田は歌詞を引用しながら熱く語り、北村から「平熱高いね~(笑)」と思わず止めが入り、コメントを控えていた間宮からは「やりづれぇわ!」と鋭いツッコミが入り、笑いが起きた。
そんなキャスト陣の熱い想いを受ける中、渋谷とギターの柳沢が音合わせを始め、準備が整うと先ほどとは打って変わり、場内は静寂に包まれる。通常とは違うスローなテンポでギターの旋律が流れ、しっとりとそして力強い歌声で会場は魅了され、思わず涙する人も多数見受けられた。客席でライブのように聞いていたキャスト陣は顔を見合わせ「ヤバい!」「鳥肌が立った」と思わず言葉を失うほど感動し、余韻をかみしめている様子が窺えた。それを受けて渋谷は「嬉しいですね。見に来てくださっている方の前で歌うっていうのももちろんなんですけども、キャスト陣の前で歌を歌うってことはほぼないことではありますし、僕らからすると、スクリーンで大活躍してた人たちっていう感じだから、照れくさいような気持ちもありつつ、すごくありがたい経験をさせていただいているなっていうのを、しみじみ思いました」と感謝を綴った。
最後に北村から「たくさんの方に見ていただいている。その反響もすごく嬉しいですし、本当にいろんな壁に何度もぶち当たりながら、全員で頑張ってきた、そして全員で1度も諦めなかった。全員がタケミチのように何度も立ち上がって、前に進み続けたこの作品をみなさんがまずは愛してくれているということ、本当にそれに尽きます。みなさんの心の中にいくつになっても、この先10年、20年先でも、また見直したいな、聞き直したいなって思えるものができたと、僕はすごく自信を持っていますので、この先もずっと愛していただければ嬉しいです。本当にありがとうございました。また会いましょう」と深い感謝と熱い想いを語ると、会場からは北村の言葉に応えるように絶え間なく拍手が起こり、冷めやらぬ熱気と大歓声と共にイベントは終了した。
【提供写真・オフィシャルレポート】
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命/決戦-』は公開中
監督:英勉
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗/永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社
©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会