舞台『ジャンヌ・ダルク』で初舞台となる清原果耶が主演に決定した。

2010年・2014年に続き、3度目の上演となる本作。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で儚く散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。若き少女でありながら、信念を貫く強さを持ちえた彼女の人生を、演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。

今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立ったのは清原果耶。その繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、毅然として純粋無垢なラ・ピュセル(乙女)、ジャンヌ・ダルクにも大いに通じるところがある。初舞台となる本作ではフレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。

ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになるフランス王シャルル7世を演じるのは小関裕太。子役として活動を開始以降、さまざまな話題作に出演。近年では『癒しのお隣さんには秘密がある』(NTV)でW 主演を務めるなど、目覚ましい躍進を見せる若手俳優だ。オール新キャスト、実力派が揃った新時代の『ジャンヌ・ダルク』が幕を開ける。また、清原果耶、小関裕太に加え、2人を支えるキャスト陣も全員初参加。 映像のみならず、舞台をもよく知る実力派が集うほか、今後の飛躍が期待される若手が重要な役どころを演じる。

キャスト

ジャンヌ・ダルク:清原果耶
シャルル7世:小関裕太
タルボット:福士誠治
傭兵ケヴィン:荒木飛羽
アランソン公:深水元基
マリー・ダンジュー:山崎紘菜
傭兵レイモン:坪倉由幸(我が家)
サントライユ:野坂:弘
クルパン:ワタナベケイスケ
ラ・イール:粟野史浩
ヨランド・ダラゴン:りょう
ラ・トレムイユ卿:神保悟志
ベッドフォード公:岡田浩暉
コーション司教:榎木孝明

清原果耶 コメント

今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。
舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、
まさか「ジャンヌ・ダルク」に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。
ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、
そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、
稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、
演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、
皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。
ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。
1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、
沢山の方々のお力をお借りして、新たな「ジャンヌ・ダルク」をお届け出来るよう励みます。

小関裕太 コメント

7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。
白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視
点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多
さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらた
めて光栄に感じました。
清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人
にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どん
な表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。
目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、
映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込
んでいます。

舞台『ジャンヌ・ダルク』

演出:白井晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽:三宅純
原案・監修:佐藤賢一
出演:清原果耶/小関裕太/福士誠治、荒木飛羽、深水元基/山崎紘菜、坪倉由幸(我が家)
野坂弘、ワタナベケイスケ、粟野史浩/りょう、神保悟志、岡田浩暉/榎木孝明
東京公演:2023年11月28日(火)~12月17日(日)東京建物 Brillia HALL<全22公演>
大阪公演:2023年12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場<全4公演>
公式サイト: こちら