企画・監督・脚本 宮藤官九郎『季節のない街』で小田茜が14年ぶりに女優復帰することが発表された。
宮藤官九郎が長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説「季節のない街」の映像化である本作。この傑作小説をベースに、舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテイメントとして描く。主人公で、半助こと田中新助を池松壮亮、半助を街の青年部に引き入れるタツヤを仲野太賀、タツヤと同じく青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベを渡辺大知が演じている。
今回、本作に小田茜が出演していることが発表された。11歳で、第4回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを獲得。その美しさやドラマ「いちご白書」や「ピュアラブ」といった話題作への出演で、国民的スターとなった小田茜。2010年以降、育児に専念するため一時芸能界から離れていたが、2022年より徐々に芸能活動を再開させている。その小田茜が、宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手がけるドラマ『季節のない街』へ出演していることが明らかになった。本作が、2009年に出演したドラマ「水戸黄門」以来となる14年ぶりの女優復帰作となり、宮藤官九郎作品には、2003年の「ぼくの魔法使い」以来の出演となる。
小田が演じるのは、ある日、突然姿を現したこの街には似つかわしくないゴージャスなサングラスとコートを身にまとう美女・かなえ。街の十人から羨望の眼差しを向けられる彼女は、三浦透子演じるかつ子の母親。母子家庭で、“ナニ”の災害後この仮設住宅に、母娘ふたりで暮らしていたが、かなえは、お金持ちの再婚相手をみつけるとかつ子を叔母夫婦に預け、この街から出て行ってしまったのだった。この街を抜け出し手に入れた、セレブな暮らしぶりがうかがえる。小田は、本作『季節のない街』の第7話「がんもどき」に登場する。
小田茜(かなえ役)コメント
宮藤さんとは、2003年のドラマ以来で、今回、再びお芝居をする機会をいただき、感謝と共に、久々のドラマ撮影という事で、程よい緊張感の中、あっという間の撮影でした。私が演じるカナエの心境を呑み込むのに時間はかかりましたが、演じる喜びを再確認できた時間でもありました。これを機にお芝居にも積極的に取り組んでいきたいと思います。女優小田茜は、今後も良い意味で皆さまの期待を裏切りながら成長していきます。どうぞお楽しみに。
『季節のない街』はディズニープラス「スター」で8月9日(水)より全10話一挙独占配信
企画・監督・脚本:宮藤官九郎
監督:横浜聡子、渡辺直樹
出演:池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知/三浦透子、濱田岳/増子直純、荒川良々、MEGUMI、高橋メアリージュン、又吉直樹、前田敦子、塚地武雅、YOUNG DAIS、大沢一菜、奥野瑛太、佐津川愛美/坂井真紀、片桐はいり、広岡由里子、LiLiCo、藤井隆、鶴見辰吾、ベンガル、岩松了
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