『マイ・エレメント』公開記念舞台挨拶 玉森裕太、学生時代の先生との“宝物のような出会い”

『マイ・エレメント』の公開記念舞台挨拶が7月27日（木）にTOHOシネマズ日比谷で行われ、川口春奈、玉森裕太（Kis-My-Ft2）、MEGUMIが登壇した。

本作の舞台となるのは、火・水・土・風の4つのエレメントがそれぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している、色鮮やかな世界［エレメント・シティ］。父の店を継ぐという夢に向かって頑張っていた火の女の子・エンバーは、ある日自由な心を持つ自分とは正反対の水の青年・ウェイドと出会う。共に時間を過ごしていく中でふたりは少しずつ心を通わせていくも、お互いを消してしまう特性を持つ“火”と“水”の2人は、どれだけ仲を深めても触れ合うことすらできない…。正反対の2人の心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起こる―。

公開初日に作品グッズを身に着けて映画館で鑑賞したという玉森は「小さい子どもたちが楽しかったと話している声を直に聞くことができてうれしかったです。なるほどと思いました」と喜び、MEGUMIは「（息子から）『いい仕事してるじゃん』って上からですけどうれしかったです」と笑顔を見せた。

劇中の注目シーンについては「エンバーとウェイドが協力してやらなきゃいけないことがあるんですけど、かける言葉も表情も2人が通じ合っている」とポイントを挙げた玉森。川口は「色彩が細部まで美しくて、大きなスクリーンでエレメント・シティの世界観を楽しんでいただきたい。観ているだけで癒される」と語った。

本作にちなんで“宝物のような出会い”を聞かれると「学生時代の先生。授業中に寝ちゃったりすることもあったんですけど、その先生だけ怒らなくて、なんでだろうと思って聞いたんです。『寝たければ寝ればいい。でも周りの子は頑張ってる。差が出て後悔するのはお前だぞ』と。言葉は多く言わないんですけど、そう教えてもらったのが学生の頃で、僕の中で大事にしようと」と振り返った。川口は「今の友達、家族がいなければ間違いなく今ここにはいない」と感謝の気持ちを語った。

さらに、質問に対して“火・水・土・風”のエレメントで回答するコーナーでは、自身に一番近いエレメントについて、川口とMEGUMIが“火”、玉森が“水”と回答。自身が演じたウェイドを示した玉森は「流れのままに。自分からこうしたいとあまり発言しないのでウェイドかな」と話し、涙もろいというウェイドについて「年々涙腺は弱くなっている気がします」と共通点を明かした。川口は「はっきりしている。胸の内は熱いぞと」とコメント。また、“推しエレメント”は川口が“風”、玉森が“土”、MEGUMIが“水”と回答した。

最後にMEGUMIは「世界観がかわいらしいですし、細部までこだわりを持って作った作品で観ていて感動します。一歩を踏み出してみようとか、新しい概念を持ってみようとか、背中を押してくれるストーリーです」、玉森は「誰にでもある宝物のような出会いを描いた作品です。映像もとても美しいので大事な方などとたくさん観ていただけたらうれしいです」、川口は「こんなに自分に気づけなかった可能性があるんだということにハッとさせられる映画です。一歩踏み出す勇気とか新しいことを始めるときに背中を押してくれるメッセージが詰まっています」と本作をアピールした。

【写真・文／編集部】

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