映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』×『仮面ライダーガッチャード』のバトンタッチイベント付き上映会が8月31日(木)に丸の内TOEIで行われ、簡秀吉(仮面ライダーギーツ/浮世英寿)、本島純政(仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎)が登壇した。

優勝者には理想の世界を叶える権利が与えられるゲーム「デザイアグランプリ」を舞台に命を懸けた戦いに身を投じる仮面ライダーたちの姿を描く「仮面ライダーギーツ」。昨年9月に放送開始されたテレビシリーズの物語は、創世の力を手に入れ、「誰もが幸せになれる世界」の実現を目指す浮世英寿を中心に、各キャラクターの思惑が絡み合う展開を迎えている。映画では、刺激的で緊張感あふれるテレビシリーズの雰囲気とは一変、未だかつてないワクワクの大冒険がこの夏、幕を上げる。

今回行われたイベントでは、映画『仮面ライダーギーツ』より、仮面ライダーギーツ/浮世英寿役の簡秀吉と、9月3日(日)から放送開始される『仮面ライダーガッチャード』より、仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎役の本島純政が登壇し、作品についてや先輩仮面ライダーの簡から、後輩仮面ライダー本島へ、愛のこもった激励などのトークが展開された。

今回、ファンの前に初登場となる本島に、MCから「緊張してる?大丈夫?」という問いかけると、簡が「大丈夫です!」と返し、会場は笑いに包まれた。その簡は、8月27日(日)に最終回を迎えた『仮面ライダーギーツ』を振り返り、「この1年間はあっという間だったので。様々な経験ができ、学びも多かったですし、たくさんの人が僕たちが応援してくださって、貴重な1年間となりました」と語った。しかし、そのクランクアップでは「めちゃくちゃ泣きました。僕の泣き顔だけ全部事故画で」と笑いを誘った。

一方で9月3日(日)から放送が開始される『仮面ライダーガッチャード』について「明るくて誰かの背中を押せる作品」と紹介する本島に、観客からは「がんばって!」の声が寄せられた。また、撮影中の様子については「いい雰囲気の現場だと思います。休み時間はみんなでゲームしています」と仲の良さをうかがわせた。

お互いの印象について「(『仮面ライダーギーツ』の)最終回でお会いさせてもらったんですけど、18歳らしいパワフルで元気な方」と本島の印象を語る簡。「うれしい」と笑顔の本島は、簡について「かっけーって思いました。カリスマの役だからこそ、見た瞬間に『カリスマだ!ライダーを1年間やっている先輩でもあるし』」と大絶賛すると、簡は「うれしいな」と照れ笑いを浮かべた。

さらに、イベントでは2人が変身ポーズを披露し、会場からは大きな歓声が沸き起こった。簡からは「1年間、様々な経験も学びもありますから、1日1日を大切にして撮影に挑んでいただけたら」とエールが贈られ、本島は「ありがたいお言葉です。ここから1年間の撮影を全力で突っ走れるような、背中を押してもらえるような言葉だったのでがんばりたいです」と笑顔を見せた。

イベントの終盤では、簡から本島にバトンタッチが行われ、簡は「『仮面ライダーギーツ』から『仮面ライダーガッチャード』に無事バトンを渡すことができて光栄に思います。今週から『仮面ライダーガッチャード』の応援をよろしくお願いします」、本島は「簡さんの言葉を受け継いで、バトンを受け取ったので1年間全力で突っ走っていきたいと思います。よろしくお願いします!」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』は2023年7月28日(金)より全国で公開
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