平凡な男に訪れた“人生最悪の日”―91分ノンストップのリアルタイム・サスペンス『Retribution(原題)』が『バッド・デイ・ドライブ』の邦題で12月1日(金)より公開されることが決定した。
探偵、殺し屋、除雪作業員……様々なキャラクターを演じてきたリーアム・ニーソンが映画出演101本目となる本作で挑んだのは、仕事と家庭の両立を図る平凡なビジネスマン、マット。子供の送り迎えをする車内に爆弾を仕掛けられたことから紆余曲折のドライブを始めることになる“一般市民”だ。正体不明の爆弾魔から命を狙われ、警察からは容疑者として追われ、その最中に家庭崩壊の危機に直面するという、まさに人生最悪の一日を迎えた平凡な男。しかし我が子の身に危害が及んだ時、その形相は一変する。
マットの妻ヘザーを演じるのはエンベス・デイヴィッツ。ニーソンの出世作であり、アカデミー賞7部門に輝いた『シンドラーのリスト』以来、30年ぶりの共演となる。2人の息子ジャックに『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のジャック・チャンピオン、娘エミリーに『ワンダーウーマン 1984』で主人公の少女時代を演じたリリー・アスペル、マットを追う警察官を『リトル・マーメイド』などのノーマ・ドゥメズウェニ、そして同僚アンダースとして、大人気Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマシュー・モディーンが名を連ねる。監督は『プレデターズ』のニムロッド・アーントルが務めた。
公開決定と合わせて、緊迫感あふれる場面写真が解禁された。マットが緊張した様子で運転を続ける様や何者かに銃を向ける姿などが収められている。怒りや恐怖が入り混じった戸惑いの表情を浮かべているものの、その眼光は鋭く、ニーソンによるカーアクションにも期待が高まる写真だ。幸せな日常が一変し、“人生最悪の日”を迎えた男による紆余曲折のドライブの行方とは―。
ストーリー
いつもと変わらぬベルリンの朝。金融ビジネスマンのマットは、子供たちを学校に送り届けるため、自慢の新車のシートに腰を下ろした。運転を始めると着信があり、声の主は「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と告げる。犯人の正体、要求、目的のすべてが不明のまま、戸惑いながらもマットは行方の見えない運転を続ける。しかし、行く先では同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。その被害者はマットの同僚だった……。恐怖に怯える子供たちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマットに、更なる悲劇が待ち受ける。それは「妻はいま、離婚弁護士の元にいる」という報せだった―。果たしてマットは犯人を突き止め、爆破を阻止し、家庭崩壊の危機を脱することができるのか?
『バッド・デイ・ドライブ』は2023年12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:ニムロッド・アーントル
出演:リーアム・ニーソン、ノーマ・ドゥメズウェニ、リリー・アスペル、ジャック・チャンピオン、エンベス・デイヴィッツ、マシュー・モディーン
配給:キノフィルムズ
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