ディズニープラス スター独占配信の韓国ドラマ『最悪の悪』のキャスト来日イベントが9月21日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミが登壇、さらにスペシャルゲストとして島崎遥香、斎藤司(トレンディエンジェル)が登壇した。

本作は、1990年代の韓国を舞台に、江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを潜入捜査するために、田舎の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)がギャングに扮し、犯罪組織に取り入るストーリーの本作。ジュンモの妻で麻薬保安官であるユ・ウィジョン(イム・セミ)も自ら志願して夫を助けるために奮闘し、ジュンモは、江南の元DJで現在は犯罪組織のリーダーのギチョル(ウィ・ハジュン)の信頼を得るために彼の犯罪組織に順応していこうとするが、彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始め、やがて3人は逃れられない運命の輪に巻き込まれることになる――。最後まで予想のつかない波乱の展開が待ち受けている。

「本当に楽しい現場の作業でした。作品を作っている期間中は素敵なパートナーとしてたくさんの力をもらうことができました」と2人に感謝の気持ちを口にするチ・チャンウク。ウィ・ハジュンは「本当にたくさんのことを学びましたしいいエネルギーをいただきました。とても幸せでした」と振り返り、イム・セミは「お互いに頼りながら撮影しました。今思い出してもドキドキしています」と撮影を振り返った。

本作では潜入操作をする警察官を演じたチ・チャンウクだが、演じるうえでは「撮影中は絶えず緊張感を維持していなければいけなかったし、どのように強弱のアクセントをつけていくかを悩みながら、監督とたくさんのことを話しながら作り上げました。身体的にも精神的にもたやすい作品ではありませんでした」と振り返りつつ、「監督に対する信頼、演出への信頼がありましたので、OKサインが出ればそれを信じながら撮影していました。演じるうえでは人物の関係に気を配りながら取り組んでいました」と明かした。

また、カリスマ性を見せる役を演じるウィ・ハジュンは「本当に冷たい感じで、何を考えているか分からない人物として皆さんの目に映りたいと思いました。そして曖昧な部分も持っている、そんな要素を眼差しや動作、呼吸で表現できるように気を付けました」と役作りを振り返り、「一緒にいる人物それぞれで別の表現を心掛けました」という。

出演作品のキャンペーンでの来日は初めてというイム・セミは「とても感動していますしワクワクしています。これからもこのドラマがたくさんの方に愛されるように願っています」と笑顔を見せた。

さらにスペシャルゲストとして、島崎遥香とトレンディエンジェルの斎藤司が登壇。島崎がチ・チャンウクのファンだということがMCから告げられるとウィ・ハジュンが隣に案内しようとしたが、これには島崎も恐縮してしまい会場からは笑いが起きた。そんな島﨑はチ・チャンウクの魅力について「顔」と即答し、再び大きな拍手が寄せられた。続けて「アクションをしている姿がとてもかっこいい」という。また、斎藤は「素晴らしいオーラと、かわいいし、かっこいいし」と恐縮しきりの様子で、本作については「おケガとかなさっていないのかなと心配でした」というほどのアクションを称賛した。

イベントでは、出されたお題に全員が同じポーズを取れるかゲームを実施。ディズニープラスでの配信にちなんだ“ミッキーのポーズ”に続き、“喧嘩のポーズ”では揃わなかったものの、最後に“警察のポーズ”で見事一致し、ディズニーギフトの詰め合わせを手に入れた。

最後にチ・チャンウクは「多くのみなさんに観ていただきたいです」、ウィ・ハジュンは「一生懸命撮影に臨んだ作品です。愛していただければと思います」、イム・セミは「楽しく、いろいろなことを悩みながら撮りました。観ていただいて、おもしろかったら、そしておもしろくなくても『あのドラマおもしろかったね』と言ってください」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『最悪の悪』はディズニープラス スターにて9月27日(水)より独占配信開始(全12話/初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)
監督:ハン・ドンウク
出演:チ・チャンウク、ウィ・ハジュン 、イム・セミ
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