Amazonスタジオ製作の劇場公開映画『沈黙の艦隊』の冒頭11分46秒映像がPrime Videoで独占配信開始された。
原作は、1988~1996年に「モーニング」(講談社)で連載された、累計発行部数3,200万部(紙・電子)を突破する大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)。連載当時、タブーに鋭く切り込んだテーマ性により各方面で論争を呼び、国会でも話題になるなど社会現象を巻き起こしたこのタイトルは、30年の時を超え、現代の国際情勢を予測していたかのようなメッセージを孕んでいる。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯な問題提起。壮大な海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンス。予測不能な驚きのストーリー展開。唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント映画に仕上げた。
主演・大沢たかおが演じるのは、日本初の原子力潜水艦に核を積み反乱逃亡する海江田四郎。そして、逃亡した海江田を追う海自ディーゼル潜水艦艦長・深町洋役に玉木宏。さらに、上戸彩、中村倫也、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、江口洋介ら実力派のキャスト陣が集結し、重厚な世界観を熱演しる。また、大沢は本作のプロデューサーも務める。原作のファンであり、実写化は俳優人生における夢のひとつであったという想いから、防衛省・海上自衛隊への協力体制の構築や、原作・かわぐちへ企画プレゼンを行うなど、熱意をもって制作に臨んでいる。
監督は『ハケンアニメ!』(2022)で数々のアワードを受賞した吉野耕平。制作は『キングダム』や
『銀魂』などを手がけるクレデウス。日本映画で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させ、臨場感溢れる映像体験を実現する。世界最新鋭の原子力潜水艦という圧倒的な力を手にした男の行動は、果たして、大義か、反逆か。揺らぐ「核の国際秩序」に警鐘をならすがごとく、禁断のテーマに挑む。
今回、Prime Videoで独占配信される冒頭11分46秒は、海上自衛隊の潜水艦〈やまなみ〉が、米原子力潜水艦に衝突し圧潰する、未曾有の事故から始まる。艦長の海江田四郎を含む全乗員76名が死亡したと報じられ、慌ただしく動き出す政治家たち。一方、潜水艦〈たつなみ〉の艦長・深町洋は、その事故がどうにも腑に落ちないようで……。実際の潜水艦を用いた迫力ある映像美と豪華キャストによる緊迫したシーンの応酬に、まるで観る者自身が潜水艦に乗っているかのような没入感のある幕開けとなっている。今後明らかとなる海江田の真意、そして海江田を台風の目として各者さまざまな思惑が渦巻きはじめる物語の続きは劇場で。『沈黙の艦隊』冒頭11分46秒映像は こちら(※本冒頭映像の視聴には会員登録が必要)。
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