狂気のサイコパス VS 連続猟奇殺人犯―『怪物の木こり』の主題歌がSEKAI NO OWARI書き下ろし新曲「深海魚」に決定し、併せて本予告映像と本ビジュアルが解禁された。

2019年に「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した小説『怪物の木こり』(倉井眉介/宝島社文庫)を実写映画化した本作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生…次に狙われたのは弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。追う者と追われる者が入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは…。意表を突く展開が連続する衝撃作が“超刺激サスペンス”として映画化される。監督を務めるのは三池崇史。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰役に亀梨和也、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役に菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美役に吉岡里帆ほか、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九郎役を染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役を中村獅童が演じる。

今回、主題歌がSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「深海魚」に決定した。2010年に、突如音楽業界に現れた4人組バンド・SEKAI NO OWARI。キャッチーなメロディーと独自の“世界観”を持つ彼らは、圧倒的音楽センスでひときわ存在感を放ち、昨年レコード大賞を獲得した「Habit」は多くの人の記憶に新しい。今や世代を越えて人気を博す国民的なアーティストへと上り詰めたSEKAI NO OWARIが今回、本作のために手掛けたのは、独特の旋律とあくの強いワードが印象的な書き下ろし新曲「深海魚」。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞も印象的な楽曲となっている。

この主題歌に主演の亀梨は「初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです。」と映画と主題歌のシナジーへの期待をコメント。三池監督も「天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた。素晴らしい楽曲の生まれる瞬間に立ち会えたことを映画監督として幸せに思う。 SEKAI NO OWARI最高です!」と絶賛している。

SEKAI NO OWARI

併せて解禁された本予告映像は、冒頭から主人公・二宮の“サイコパス”な人物像が露わとなる映像となっており、助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも男性の首をかっ切る衝撃的なシーンから幕を開ける。目的のためなら人をも殺めてしまうサイコパス弁護士・二宮彰(亀梨和也)の前にある日現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」。突如襲われた二宮は「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。そして、この日を境に、サイコパス弁護士=二宮VSシリアルキラー=怪物の木こりの、狩るか狩られるかの生き残りをかけた死闘が始まる。また、絵本『怪物の木こり』の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していくが…。

互いの命を狙い合う二宮と「怪物の木こり」、そして連続殺人の真相を追う戸城ら刑事たち。さらに、二宮の婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、正義感が強すぎる刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。怪物の正体は誰なのか!?そして、怪物が二宮を狙う理由とは!?そしてラストには、二宮が「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか―」と、怯える婚約者・映美の首元にナイフを突き付ける衝撃のシーンが…。「狂ってる奴が生き残る―。」超刺激サスペンスの幕が開く。

本予告映像

『怪物の木こり』は2023年12月1日(金)より公開
監督:三池崇史
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2023「怪物の木こり」製作委員会