世界中で夢や希望の象徴となった伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの苦難と歓びが交じり合う波乱の生涯を描く『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の日本オリジナル特報映像が解禁された。

「ロックの殿堂」入りも果たした伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリー。彼は全世界アルバム売上7500万枚以上を売り上げ、伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』は、アメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立てており、世界で最も売れたレゲエ・アルバムになっている。その他にもグラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞(複数受賞)の受賞、“Hollywood Walk of Fame”への殿堂入りなど数々の偉業を残したマーリー。そんなジャマイカ初の世界的トップスターが生み出した、夢と希望、歓びに満ちたサウンドは今もなお世界中に愛され続け、“レゲエの神様”と称される天才的な音楽センスの裏に隠された苦悩と葛藤、レゲエミュージックの歴史そのものと言っても過言ではない波乱万丈な生涯を描く本作。監督はレイナルド・マーカス・グリーン。主人公ボブ・マーリー役にはキングズリー・ベン=アディル、ボブ・マーリーの妻リタ・マーリー役にはラシャーナ・リンチ。

今回解禁された日本オリジナル特報映像は、自身の音楽で世界を一つにしたいと願う“レゲエの神様”ボブ・マーリーが仲間たちと共に楽し気にレコーディングに勤しむシーンから始まる。さらに、自身の生まれた地、ジャマイカだけにとどまらず世界中を魅了してきたボブと、彼が率いるバンド、ザ・ウェイラーズが、唯一無二のサウンドとそのカリスマ性で群衆を熱狂の渦に巻き込んでいる姿も切り取られている。そして本映像のナレーションは、映画監督・俳優としても幅広く活躍する人気声優の津田健次郎が担当。渋みと説得力のある声も相まって、物語に奥行きを持たせる仕上がりだ。

音楽だけでなく世界をも変えた、激動の時代を生き抜いた男の波乱の人生とは!? 日々、人間同士の争いの足音が世界中に拡がっていく信じがたいニュースが報道され、現代社会が迎える大きなうねりを目撃せざるを得ない昨今。かつて“音楽で戦争を止めた”とも称されるボブ・マーリーという男がその音楽に込めたメッセージと“大きな愛”、そして平和への光をジャマイカにもたらした真実の歌声とサウンドが、いま再び世界を変えていく―。そう思わせるに十分な、心震えさせる映像となっている。

特報映像

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は2024年に全国で公開
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ
配給:東和ピクチャーズ
© 2023 PARAMOUNT PICTURES