東野圭吾原作のサスペンス・エンターテイメント『ある閉ざされた雪の山荘で』のロング予告映像が解禁された。
東野圭吾が1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』を実写映画化した本作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅(ジャニーズWEST)。メガホンをとるのは飯塚健。
今回、本作のロング予告映像が解禁された。この映像は、昨日19日(木)に池袋の街頭ビジョンを突如ジャックし先行お披露目されて話題となった。一癖も二癖もある役者たちが、架空の密室で主演の座を賭けた最終オーディションに挑む本作。映像は、今回のオーディションに唯一“部外者”として参加した主人公・久我が、憧れの劇団“水滸”(すいこ)のメンバーたちと出会うシーンから始まる。7人が演じるシナリオは、<大雪で閉ざされた山荘で巻き起こる殺人事件>という設定だったが、血痕を残して一人が姿を消す…。登場人物たちは、「本物の連続殺人事件なのではないのか?」と次第に疑心暗鬼に陥っていく。果たしてこれは、演技<オーディション>なのか、それとも事件<連続殺人>なのか?そして、それぞれの隠された過去が交錯してゆき、惨劇は加速してゆく。
さらに、本映像ではWEST.による本作のための書き下ろし主題歌「FICTION」の楽曲が解禁された。自身のグループが手がけた楽曲に重岡は「ハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感や深みもあって、この映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっていると思います。かっこいいっす。シンプルに。」と太鼓判。“単調なノンフィクションに飾られた騙し絵”“どこからどこまでフィクション?”などと本作を彷彿とさせる歌詞も印象的だが、重岡自身も「散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクする」ものになっていると本作のための楽曲であることに胸を張った。
ロング予告映像
重岡大毅 コメント
――今回の主題歌の楽曲イメージは?
何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。
あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。
それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。
――レコーディングで意識したことってありますか?
まあ、ちょっと歌ってると、自然と映画の事を思い出したけどね俺は。やっぱり自分が出演している映画だったから。
そしてWEST.として歌って、劇場で流れるんだろうなと思うと嬉しかった。
――楽曲披露に際しての気持ちメッセージをお願いします。
そうですね。そのメッセージは何か込めてパフォーマンスしたいなって思うから、そこは楽しみにしていただければと思います。
『ある閉ざされた雪の山荘で』は2024年1月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督:飯塚健
出演:重岡大毅
中条あやみ、岡山天音、西野七瀬
堀田真由、戸塚純貴、森川葵
間宮祥太朗
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社