日韓共同制作クライム・アクションエンターテインメント映画『ナックルガール』のメイキング映像が解禁された。

本作は、『梨泰院クラス」等の原作で知られる韓国の企業Kakao発の大人気Webコミック「ナックルガール」が原作の、日本のAmazonスタジオと韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる日韓共同制作作品。主人公・橘蘭は、高みを目指す女性ボクサー。ある日突然、唯一の家族である大切な妹・柚希が失踪し、警察からの知らせを受ける…。事件と、その裏に見え隠れする謎の犯罪組織の存在に気づいた蘭は、妹を救出するため、大切なグローブを外しナックルをはめてたった一人で裏社会に踏み込んでいく――命を懸けた戦いに挑む蘭は果たして妹を救えるのか?日韓の才能あふれるクリエイター陣と日本の俳優陣がタッグを組んだクライム・アクション映画。

今回解禁された映像では、三吉の半年間にわたる血のにじむような努力の裏側が映し出されている。演じた橘蘭は、駆け出しの女性ボクサーという役どころ。本物のボクサーに見えることが重要だと考えたチャン監督は「(三吉さんに)ボクシングを染み込ませるのが最初の課題だと思いました。すべての行動にその要素が必要です」とコメント。そのため三吉は、出演が決定した時から撮影開始にむけて、すぐにトレーニングを始め、徹底的な肉体改造を行い蘭役に挑んだ。

三吉が行ったトレーニングは基礎的な腕立て伏せをはじめ縄跳びや腹筋、走り込みに始まり、ボクシングの基礎となるシャドーボクシングや実際にグローブをはめて相手にパンチを当てる練習などの数々を経て本物のボクサーの動きを体に染み込ませていった。過酷な練習に挑んだ三吉は「ボクシングは本当に難しかったです。半年くらいやった私がプロに見えるように芝居でも見せていかなきゃいけないという所がものすごく大変で難しかったし、悔しいとか辛いとか。でもだんだん打たれていって、こういう感覚なんだっていうのが分かってくると、自分の気持ちにもだんだん火がついてきて。じゃあ蘭としてはこういうフォームがいいのかなとか、燃え上がる感じというか味わったことのない感覚だったので面白かったですね」と、振り返っている。

蘭と対戦するライバルボクサー役を、日本女子フェザー級1位のプロボクサー・藤原茜が演じており、実際にリングの上で対峙した三吉について藤原は「めちゃくちゃ頑張り屋さん。パンチがどんどん強くなるし、後半は痛いなと思いながら受けていたんですけど、本当にすごい毎日毎日努力してボクサーでいようとしている感じがすごいなと思いました」と、大絶賛。そんな三吉はボクシングのシーンだけでなく、本格アクションにも挑戦。一人で何人もの男たちを一気になぎ倒していくアクションや現役プロレスラーの納谷幸男演じる鬼頭との殴り合いのシーンなど、壮絶なリアルなアクションシーンを演じている。

安全性に配慮しながら、怪我をしないような受け身の練習やアクションの動きを体に記憶させ、ワイヤーを着け、襲い来る敵から逃げるために高い場所から飛び降りるという難しいシーンにも挑戦、アクション女優としての才能を開花させた。過酷な撮影を乗り切った三吉は「結構ギリギリでしたね、自分の中では。集中がすごい画面に表れていたらいいなと思います。でも自分の俳優のキャリアとしてもすごく残る作品になった気がします」と明かし、演技を超えた本気の闘いを見せている。

メイキング映像

『ナックルガール』は2023年11月2日(木)よりPrime Videoにて世界独占配信
監督:チャン
出演:三吉彩花
前田公輝、細田佳央太
栄信、納谷幸男、松田るか
南琴奈、有森也実、八十田勇一、三浦誠己
近藤芳正、神保悟志
窪塚洋介/伊藤英明
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