『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』10周年記念上映が10月29日(日)に新宿バルト9で行われ、悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、野中藍、加藤英美里が登壇した。

テレビシリーズを再編集した『[前編]始まりの物語』と『[後編]永遠の物語』(2012)に続き、完全新作として2013年に公開された新房昭之×虚淵玄(ニトロプラス)×蒼樹うめ×シャフトによる『[新編]叛逆の物語』。その正統なる続編――そして、新たな始まりとなる『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が2024年冬に公開される。

今回、『[新編]叛逆の物語』の10周年を記念して行われた舞台挨拶には悠木碧(鹿目まどか役)、斎藤千和(暁美ほむら役)、水橋かおり(巴マミ役)、野中藍(佐倉杏子役)、加藤英美里(キュゥべえ役)が登壇。2024年冬に公開される最新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の最新映像が上映された。

公開から10年が経つ中で、満席となった観客に感慨深げな様子でファンに感謝するキャストたち。TVアニメや映画などの映像作品以外にもさまざまなコラボ展開がされている本シリーズだが、それぞれのキャラクターを演じる上で、佐倉杏子役の野中はその違いに戸惑うことがったことや、逆にキュゥべえ役の加藤はTVアニメや映画では言わないようなセリフを言うことでその違いを楽しんでいる様子も見られた。

また、さまざまな展開がされる中でも「各々が大事にキャラクターに向き合ってきた」と話す悠木はファンに向けて感謝の気持ちを口にした。会場には最近知ったという観客もおり、新たなファンとの出会いにキャストたちは喜びの表情を見せた。

この日は10年前に公開された新編が劇場で上映されるということで、ファンの考察に期待するキャストたち。おすすめポイントを聞かれると、それぞれが作品への愛を込めて語る中で、アクションシーンが好きだという水橋はコマ送りで見ることを明かした。

さらにイベントでは、最新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の以前公開された特報映像に新カットを追加した“特報第1.1弾”が初公開された。まだ何も知らないというキャスト陣は映像を観てざわつきながらも、映像に映し出されたまどかの姿に予想を繰り広げ、会場を沸かせた。最後にキャストたちはそれぞれファンに向けて、最新作への意気込みを語り、イベントを締めくくった。

【提供写真、文/編集部】

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』特報第1.1弾

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は2024年冬に公開
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