『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の初日前会見が11月4日(土)に東急シアターオーブで行われ、森公美子、朝夏まなと、廣瀬友祐、梅田彩佳が登壇した。
大ヒット映画『天使にラブ・ソングを…』のミュージカル版が、2023年秋、早くも5度目の上演となる。主演のデロリス役はWキャストで、2014年の日本初演より同役を務める森公美子と、宝塚歌劇団トップスター出身の朝夏まなとが続投。競演キャストには、石井一孝/廣瀬友祐(Wキャスト)、大澄賢也、春風ひとみ、梅田彩佳、泉見洋平、KENTARO、林翔太、柳本奈都子、河合篤子、福田えり、太川陽介、鳳蘭が脇を固める。
11月5日(日)の公演初日を前に行われた会見には、デロリス役をWキャストで務める森公美子と朝夏まなと、新キャストを代表してエディ役(Wキャスト)の廣瀬友祐、シスター・メアリー・ロバート役の梅田彩佳が登壇した。
「去年で引退だと思っていたんです。1年もしないうちに再演となって『やるやる!』と。やりのこしたことがたくさんあったので、『やらせてください』という気持ちでいっぱいでした」という森は「舞台に立てる幸せを感じています」と挨拶した。一方で「一つ一つ丁寧に歌おうとか、『シスター・アクト』という作品に出会えた幸せを感じています」と語った。
2019年から参加し、3度目のデロリス役を務める朝夏は「こんなに短いスパンで再演させていただくのはなかなかないので、体の中に自分のデロリスが残っている感じ」という。また、新キャストが加わることで「新たなデロリス像を作り上げられてきた」という。
本作でアフロヘアを披露する廣瀬は「学生時代の夢が叶ったというか、大満足しています」と笑いを誘いつつ「今自分がこの役として出演できるのは、これまでこの作品を愛してお客様とともはぐくんできてくださったみなさま、培ってきたみなさまがいるから」と語り、「作品の持っている楽曲の素晴らしさとエネルギーに感動していました。その感動をお客様に、新しいエディとしても届けたい」と意気込んだ。念願の出演となったという梅田は「本当に幸せです。私が生きてこなかった人生を歌わせていただけてうれしい。1年前にシアターオーブに見に来ていたので、このセットに立てるんだ、この衣装を着れるんだと一つ一つに感動」と明かした。
また、森は「とにかく毎日を楽しく生きることを目標にしてきました。今年はいろいろな作品で、夢がひとつずつ叶えさせていただいてきたのかなと思っておりまして。来年も新しい作品とかいろいろなものに挑戦していける心を持つような年をとっていきたい。『シスター・アクト』という作品に出会えていなければ他の作品にも出会えていない気がします」と語った。
【写真・文/編集部】
PV【2023年Ver.】
Sister Act みんなで踊ろう!カーテンコール振付動画(2019年公演より)
『天使にラブソングを~シスター・アクト~』
【東京公演】11月5日(日)~11月29日(水)/東急シアターオーブ
【大阪公演】12月6日(水)~12月10日(日)/梅田芸術劇場メインホール
【静岡公演】12月23日(土)~12月24日(日)/静岡市清水文化会館マリナート