末満健一×望海風斗による新作オリジナルミュージカル『イザボー』のキービジュアルと個別ビジュアルが解禁された。

ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組み、日本のクリエイターたちの才能を集め、世界レベルの作品を創造・発信していく新規プロジェクト「MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」。第一弾は、獣のように貪欲に生きた王妃イザボーの半生を描く。

末満健一は、自身のライフワーク的作品の「TRUMPシリーズ」を約15年にわたり生み出し続け、これまでに延べ14万人以上の観客を動員。演劇に限らず、音楽コンサートやコミカライズ、書籍化などメディアミックス展開で世界を広げ、2024年にはテレビアニメ化も決定している。また、原作に表立つストーリーのない「刀剣乱舞」では、舞台版の物語発案から手掛け、360度回転劇場IHIステージアラウンド東京での半年に及ぶ公演は、機構を活かしたダイナミックな演出手腕で高い評価を得た。さらに、オリジナルの二人芝居『Equal』は、日本国内の上演のみならず韓国でミュージカル化され、2022年にはその韓国版が日本で上演されるまでに至り、令和の演劇界において、末満は観劇人口を増やす起点となるクリエイターの一人として近年頭角を現している人物。そんな末満がかねてより実現したいと願っていた題材「イザボー・ド・バヴィエール」の半生が、“MOJOプロジェクト”の第一弾として上演される。

フランス百年戦争の時代、陰謀渦巻くフランス王朝で欲望のままに生き、国を破滅へと導いた最悪の王妃イザボー・ド・バヴィエールを演じるのは、元宝塚歌劇団・雪組男役トップスターの望海風斗。共演には、イザボーとシャルル6世の息子で物語の語り手も担うシャルル7世に甲斐翔真、イザボーと政略結婚し狂気王と呼ばれるシャルル6世に上原理生、フィリップの息子で自身も王位を狙うブルゴーニュ公ジャンに中河内雅貴、シャルル六世の弟でイザボーとただならぬ関係を持つオルレアン公ルイに上川一哉、シャルル7世の義母で同じく物語の語り手として登場するヨランド・ダラゴンに那須凜、シャルル6世の叔父でイザボーを国政から遠ざけようとするブルゴーニュ公フィリップに石井一孝と、日本ミュージカル界が誇る実力派俳優陣が集結した。

そして今回、主要キャストが揃ったキービジュアルと個別ビジュアルが完成した。重厚感のある豪華な椅子に鎮座する王妃イザボーと、漆黒の衣裳を身に纏う登場人物たちそれぞれが見つめる視線はいかに―。

MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project-
ミュージカル『イザボー』

作・演出:末満健一
音楽:和田俊輔

出演:望海風斗/甲斐翔真/上原理生、中河内雅貴 、上川一哉/那須凜/石井一孝
 大森未来衣、伯鞘麗名、石井咲、加賀谷真聡、川崎愛香里、齋藤千夏、佐々木誠
 高木裕和、堂雪絵、中嶋紗希、宮河愛一郎、安井聡、ユーリック武蔵
 【スウィング】井上望、齋藤信吾、高倉理子

チケット一般発売:2023年11月25日(土)10:00~
チケット料金:S席 12,500円/A席 9,000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

【東京公演】
公演日程:2024年1月15日(月)~30日(火)<全21回公演>
会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

【大阪公演】
公演日程:2024年2月8日(木)~11日(日)<全5回公演>
会場:オリックス劇場