『OUT』の公開直前イベントが11月9日(木)に都内で行われ、倉悠貴、与田祐希(乃木坂46)、大悟(千鳥)、品川ヒロシ監督が登壇した。

累計発行部数650万部を突破した、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)連載中のヤンキー漫画「OUT」を実写映画化した本作。監督・脚本は『ドロップ』で大ヒットを打ち出した品川ヒロシ。原作は、品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語。『ドロップ』で大活躍した“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也には封印されたその先の物語があった。新たな場所での新たな仲間たち・家族との出会いから、達也の壮絶な更生生活が始まっていく―。主人公・伝説の超不良・井口達也役を倉悠貴、暴走族「斬人(キリヒト)」総長・丹沢敦司役を醍醐虎汰朗、副総長・安倍要役を水上恒司、ヒロイン・皆川千紘役を与田祐希(乃木坂46)が演じる。

「よくぞ呼んでくれました」という大悟は「短い時間ですけどすごい演技をしているので見ていただきたい」と自信を見せた。その大悟に、品川監督は「緊迫感もあるしさすが大悟」と称賛した。一方で初の品川組に、倉は「温かい方。すごくいい雰囲気。品川さんがずっとモニター前で笑ってる」と現場の様子を語ると、与田も「普段女子グループにいるのでヤンキーの世界観になじめるか不安だったんですけど、すごく居心地がよくて、焼き芋を焼けるくらい温かかった」と振り返った。

イベントでは、本作にちなんで“尖っていた時代の写真”を公開。17~18歳のころの写真を公開した倉は「ちょっとかっこつけてた。バイト先のドラッグストアで怒られてストレートパーマかけました」と明かした。登壇者からも「かわいい!」と声が上がる写真を披露した与田は「よく男の子たちと戦っていました。10歳とか、島で暴れていた時代。やんちゃでした。服破いて、山から転がり落ちて海に入っていました」と驚かせた。

さらに、本作のヒットを祈願して“願掛け綱引き”を実施し、見事『OUT』チームが勝利した。最後に倉は「間違いなくおもしろい映画です。自信を持って送り出せることに喜びを感じています」、与田は「アクションシーンもかっこいいですし、音楽も友情も青春な感じとか、ちょっとだけキュンとする感じがあって劇場で迫力を感じていただきたいです」、大悟は「品川監督らしいおもしろさもあり、かっこいいアクションもあり、見ていて絶対に楽しいです。映画を見ると焼肉を食べたくなるので」、品川監督は「ヤンキー映画というジャンルが好きじゃない人も楽しめる、アクションもあるし、お腹も減るし、喧嘩シーンは迫力満点なので、ぜひ劇場で楽しんでいただければ」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『OUT』は2023年11月17日(金)より全国で公開
監督・脚本:品川ヒロシ
出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希、水上恒司
與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)
小柳心、久遠親、山崎竜太郎、宮澤佑、長田拓郎、仲野温
配給:KADOKAWA
©2023『OUT』製作委員会