『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』埼玉県庁オープンデーイベントにGACKT＆二階堂ふみ登壇「みなさまの反応だったり、笑い声でこの作品は完成する」

『翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめて～』の公開を記念して、11月14日（火）に行われた埼玉県庁オープンデーイベントにGACKT、二階堂ふみ、大野元裕埼玉県知事が登壇した。

2019年、魔夜峰央の原作『このマンガがすごい！comics 翔んで埼玉』（宝島社／累計発行部数72万部）を二階堂ふみ・GACKTという強烈な個性を放つ主演2人により実写化し、興行収入37.6億円を叩き出した映画『翔んで埼玉』の続編となる『翔んで埼玉～琵琶湖より愛をこめて～』。滋賀解放戦線のリーダー・“滋賀のオスカル”こと桔梗魁役に杏、冷酷無慈悲な大阪府知事・“関西のラスボス”こと嘉祥寺晃役に片岡愛之助ほか、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、くっきー！（野性爆弾）、高橋メアリージュン、そして和久井映見、アキラ100％、朝日奈央、さらには天童よしみ、山村紅葉、モモコ（ハイヒール）、川﨑麻世、藤原紀香ら豪華キャスト陣が出演する。

イベントの冒頭では、大野埼玉県知事から、埼玉県の魅力発信へ多大な貢献があり、広く県民に笑顔や感動をもたらせた人に知事から贈られる「彩の国M.A.P.（Most Attractive Player）」の第1号として「今後は埼玉県をディスらないようお願いします」と表彰状とクリスタルトロフィーが贈呈され、GACKTは「どんな内容であれ賞状はうれしいものです」と挨拶、二階堂は「『翔んで埼玉』が埼玉県民の方々のおかげで多くの方々に楽しんでいただくエンターテインメントになったと思います」と語った。

多くの埼玉県民が見守る中で「1作目はご覧になられましたか？関わっているすべてのスタッフが当たるとは思っていませんでした」と笑いを誘ったGACKTは「埼玉の方たちのバックアップがあったからだと思っています」と感謝の気持ちを口にした。二階堂は「1が、我々も想定なかった以上にヒットして、2は前回にも増して羽振りのいい作品です。ディスもあるんですけど、それぞれの故郷に対する思いや、1から2の間にコロナがあったり、世界的に大変なことがたくさんあって、今だからこそ多くの方に届けたい作品になった」と自身の思いを語った。

続編となる本作では「冒頭から“あること”に対して真剣に語り合うんですけど、恐らく埼玉の方たち全員が思っている心の声が映画の中に表現されているのではないかと思います」と話すGACKTは「埼玉の盛り上がりは異常です。でも、この作品は僕らだけでは完成していないんです。“あるある”と笑ったり、拍手したり、共感したりする中で初めてこの作品は完成すると思っています。みなさんの力で、表現で、この作品を最高なものに完成させてほしい」と伝えた。また、二階堂は「スケールの大きい作品です。映画館で見て楽しむべき作品です。みなさまの反応だったり、笑い声でこの作品は完成すると感じています」と劇場での鑑賞をアピールした。

さらに、公式に認めているかについて大野知事は、躊躇しつつ「埼玉県の公認の映画として認めたいと思います。ただし、『翔んで埼玉』よりも埼玉を取り上げてくれる映画が出るまでの間とさせていただきます」と条件付での公認に、会場は笑いに包まれた。

また、埼玉のおすすめスポットについては「秩父」と答えた二階堂は「日帰りで行ったり。母も好きで夏に旅行に来ていました」と明かした。一方で「仕事でさいたまスーパーアリーナだったり。26歳でバンドからソロになっているんですけど、大宮のアルシェで復活という形をさせていただいて」と明かすGACKTだが「それ以来アルシェに行ってないです。ほかに埼玉にいいところがあるというのを教えていただけますか？」と集まった観客に問いかける場面もあった。

【写真・文／編集部】

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