Netflix映画『クレイジークルーズ』の吉沢亮×宮﨑あおい×坂元裕二によるスペシャル座談会映像が解禁された。

W主演に吉沢亮と宮﨑あおいを迎え、脚本を坂元裕二が手がけ、瀧悠輔が監督を務める本作。物語は、エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船・MSCベリッシマを舞台に、お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優(吉沢亮)と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦(宮﨑あおい)が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー&ロマンティックコメディ。初のNetflix作品となる脚本の坂元裕二が、自身の手がけた作品史上最大のスケールと語る豪華エンターテインメント作品。吉田羊、菊地凛子、永山絢斗、泉澤祐希、蒔田彩珠、長谷川初範、高岡早紀、安田顕など、“いわくつき”でクセ強めな登場人物たちを見事に演じる個性派キャストたちが脇を固める。

今回解禁された映像では、映画の裏側、坂元裕二の脚本の裏側に迫っていく3人の座談会。座談会に参加したのは、乗客の理不尽なクレームに土下座も厭わず対応するバトラー、冲方優役を演じた吉沢亮と、出航直前に切羽詰まった様子でクルーズ船に乗り込んで来る乗客 盤若千弦役を演じた宮﨑あおい、そして2人に実際に会うのが今回初めてという脚本の坂元裕二だ。坂元は吉沢が演じた冲方について、「執事という職業に以前からとても興味があり、我慢している仕事だと思うのですが、耐え忍んでいる姿から滲み出るユーモアみたいなものを描きたいと思いました」とコメントすると、吉沢は「坂元さんの脚本でいつかお芝居したいというのが僕の夢だったので、 すごく嬉しかったです。演じた役も本来は主人公の立場にいない男が、今回は真ん中に立っているっていうのが、ちょっと不器用な感じがして、とても愛おしくて僕はすごく好きでした」と語っている。

 宮﨑が演じた盤若についても坂元は、「宮﨑さん(のイメージ)が盤若千弦っぽくないじゃないですか。 (本人は)ソフトな印象ですが、盤若千弦って(名前が)すごく硬い。ちょっとめんどくさそうな名前で、そのバランスの悪さが面白いなと思いました。50年代~60年代ぐらいのハリウッドのラブストーリーみたいなテイストを目指していたところがあって、そこに出てくるヒロインは、大体謎めいたよくわからない人として現れます。(本作でも)この人がどんな仕事をしていて、 どんなところで生まれて、どんな生き方をしてきたのかというのは、意識して描かなかったので、狙っていた通りよく分かりませんが、とてもユニークで愛せる女性になったと思って嬉しいです」と話すと、宮﨑も「本当にユニークなセリフがたくさんあるし、"この世で最も愚かな人間は店員さんに偉そうな人だ”という一言でも、すごい彼女の正義感というか、真っ直ぐな想いみたいなものが随所に散りばめられていたので、とても楽しかったです」と笑顔で語っている。

 そして冲方優の職業であるバトラーについても宮﨑は「私はバトラーさん(の正しい発音)が言えなくて。吉沢さんが"マヨラーです”と教えてくれて、やっと言えるようになったというのを思い出しました。初日からとても助けていただきました。セリフがやっぱり楽しいので、覚えるのも楽しいし、それをまた吉沢さんとテンポよくやっていくというのは本当に楽しい作業でした」とまさかのエピソードも。そんな坂元の書く印象的なセリフ作りの裏話にも今回の映像では触れており、本編と共に楽める映像となっている。

スペシャル座談会映像

Netflix映画『クレイジークルーズ』はNetflixで独占配信中
監督:瀧悠輔
出演:吉沢亮、宮﨑あおい
吉田羊、菊地凛、永山絢斗、泉澤祐希、蒔田彩珠
岡山天音、松井愛莉、近藤芳正、宮崎吐夢、岡部たかし
潤浩、菜葉菜、大貝瑠美華、眞島秀和、林田岬優、光石研
長谷川初範、高岡早紀、安田顕