『怪物の木こり』の公開直前大ヒット祈願イベントが11月22日(水)に赤木神社で行われ、亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督が登壇した。
2019年に「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した小説『怪物の木こり』(倉井眉介/宝島社文庫)を実写映画化した本作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生…次に狙われたのは弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。追う者と追われる者が入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは…。意表を突く展開が連続する衝撃作が“超刺激サスペンス”として映画化される。監督を務めるのは三池崇史。目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰役に亀梨和也、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役に菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美役に吉岡里帆ほか、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九郎役を染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役を中村獅童が演じる。
いよいよ公開が迫る本作のプロモーション活動を通じて「映画をご覧いただいている方たちからいい言葉をたくさんいただけているので自信につながる」という亀梨は「改めてこの作品の力強さを感じているので早くたくさんの方に届いてほしい」と手ごたえを感じている様子。菜々緒も「満足していただける作品になると思う」と笑顔を見せた。一方で三池監督は「(舞台挨拶などで)立場上いなきゃあれかなと思いながら、コメントもあまり長くなると」と謙遜し、笑いを誘いつつも「真剣になって作った作品ですので、一人でも多くの人に届けばいいなと心から願っています」とコメントした。
共演した菜々緒について「年々さらにおきれいになられて」という亀梨は「どんなシチュエーションであっても関係値が変わらない。キャラ設定を持っていない人間だと思うので、どの瞬間になっても人としてリスペクトを持ちながら。心地よく時間を過ごさせていただいています」と称賛、菜々緒は亀梨について「ずっと駆け抜けている印象があるので体調は大丈夫かなと思うくらい。それに比例して魅力や経験を積んでパワーアップされている感じを。いい影響をいただきながら切磋琢磨と言いますか。またご一緒した」と語った。
本作で初タッグを組んだ三池監督と亀梨だが、「三池監督と出会わせていただいたのがこの作品での収穫」という亀梨は「監督の作品に出られている方たちとご一緒させていただけた。僕自身も今後呼んでいただけるように、いつでも露出できるようにケアして(笑)」と笑った。一方で菜々緒は“今までにない役”を演じたことで「成長できたと思う」と振り返った。
翌日に勤労感謝の日を控えていることで、「たくさんの方に協力していただきながら、手と手を取り合いながら進んでいることで活動も成立する」という亀梨は「応援してくださる方もそうですし、(本作を)見に来てくださる方も感謝なしでは生きていけない」と感謝の気持ちを語った。
また、絵馬型のフリップに書いた願い事を披露。「怪物級にヒットして多くの方に観ていただけたら」という菜々緒。亀梨は「沢山の方と結ばれます様に」と書き、「どのような思いで、どのような角度で、これまでに結ばれてきたものであったり、今後結んでいくものであったりを考える今日この頃。結ばれ方は僕の人生において大きな分岐点にきているなと思います」と語った。
さらに、亀梨は「たくさんの方たちの心にしっかりと溶け込んでいけるように、(公開までの)残りの時間をしっかりと尽くしたいと思います。世界中たくさんの方たちと、この作品を通してさまざまな思いが結ばれていくことを願っています」とメッセージを送った。また、イベントの最後には、翌日が、その年の収穫に感謝して新米を神様にお供えし、来年の豊穣を願う行事である“新嘗祭”、そして“勤労感謝の日”であることにちなんで、感謝の気持ちを込めた“怪物の木こり”餅つきを実施した。
【写真・文/編集部】
『怪物の木こり』は2023年12月1日(金)より公開
監督:三池崇史
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2023「怪物の木こり」製作委員会