全てはここから始まった―シリーズ最新作『ハンガー・ゲーム0』の本編映像が解禁された。

反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から少年少女が1人ずつ選ばれ、最後の1人になるまで殺し合いを行なう究極のサバイバル、“ハンガー・ゲーム”。全世界1億部を突破した同名ベストセラー小説を映画化し、全世界4,200億円を記録した世界的メガヒットシリーズ最新作は、『ハンガー・ゲーム』でジェニファー・ローレンスが演じたカットニス・エバディーンがプレイヤーとして志願する64年前の物語で、ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーが独裁者として大統領になる数10年前に当たる前日譚。主演を務めるのはトム・ブライス。ヒロインを演じるのはレイチェル・ゼグラー。さらに、ヴィオラ・デイヴィス、ピーター・ディンクレイジ、ジェイソン・シュワルツマン、ハンター・シェイファー、ジョシュ･アンドレス･リベラなどらが脇を固めている。

今回解禁された本編映像は、“ハンガー・ゲーム”のプレイヤーを発表する“刈入れの儀式”の様子を収めている。これまでのシリーズのヒロイン、カットニス・エバディーン（ジェニファー・ローレンス）が初めてハンガー・ゲームに参加する64年前、第10回大会で同じく第12地区のプレイヤーとして選ばれたのは、歌を愛する少女ルーシー・グレイ・ベアード（レイチェル・ゼグラー）。旧作のカットニスは狩猟で鍛えた得意の弓矢で強靭な相手次々と倒し、ゲームを勝ち抜いてきたが、新作のヒロインは“歌”を武器に戦うひ弱な少女。彼女がどのようにしてこのサバイバルゲームで生き残っていくのか、これまでのシリーズからは全く予想がつかない展開になっている。

本映像では、自身の名前が呼ばれ、重い足取りで壇上に向かうルーシー・グレイの姿が。静まり返った会場で、薄ら笑いを浮かべる女性は「また歌って何とかするのね」と皮肉な言葉を呟き、さらに帽子を被った男は「まさか君が…知らなかった、すまない」とまるで何かを知っていたかのような、意味深な言葉を掛ける様子が映し出される。壇上の手前でルーシー・グレイは左手に隠し持っていた小さな蛇を先程の女性の服の中に入れると、その女性は叫び声を上げて会場はパニックになり、ルーシー・グレイの教育係を務める事になったコリオレーナス・スノー（トム・ブライス）もその様子を中継で見て驚くというシーンとなっている。果たして、蛇を入れられた女性と、声を掛けた男性、そしてルーシー・グレイの3人の関係性とは―。

本編映像

『ハンガー・ゲーム0』は2023年12月22日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督：フランシス・ローレンス
出演：トム・ブライス、レイチェル・ゼグラー、ピーター・ディンクレイジ、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラ、ジェイソン・シュワルツマン、ヴィオラ・デイヴィス
配給：KADOKAWA
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