ウィリー・ウォンカの若き日の物語『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開直前プレミアイベントが12月5日(火)に都内で行われ、花村想太(Da-iCE)、セントチヒロ・チッチ、松平健、チョコレートプラネット・長田庄平、チョコレートプラネット・松尾駿、松本梨香、石井康嗣、武内駿輔が登壇した。
若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか―。世界的名作『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウォンカの“夢のはじまり”が今、明かされる。本作でウィリー・ウォンカを新たに演じるのはティモシー・シャラメ。ヒュー・グラントがウンパルンパを快演し、サリー・ホーキンスがウィリーの母親役を演じるほか、オリビア・コールマン、ローワン・アトキンソンら演技派名優が脇を固める。「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが超豪華キャスト&スタッフを迎えてクリスマスに贈る、歌と魔法と感動が詰まった心躍るファンタジー超大作が、この冬公開される。
イベントは、花村とセントチヒロ・チッチによる『フォー・ア・モーメント』の歌唱からスタート。続けて、今回のイベントだけの特別な機会として、登壇者全員で本作の主題歌でもある『ピュア・イマジネーション』を披露した。「生のヌードルの声を聞きながら歌うのは僕も初めてだったので、神秘的な気持ちというか、改めてやっとヌードルに会えた気持ちになりました」という花村。そのヌードルの声を演じたセントチヒロ・チッチは「初めて一緒に歌わせていただいて、花村さんの声に包まれながら歌うことの幸福感がとてもうれしくて、ハッピーでした」と笑顔を見せた。また、松本は「こんなメンバーでやらせていただくことはないと思う。うれしくて、運を使っちゃったと思っています」といい、歌が苦手という石井は「歌は(松本に)お任せして」と笑いを誘った。
本作を鑑賞した花村は「実際に見ると、自分の手から離れている。自分の声ということを忘れるくらい素敵な作品になった。いい意味で馴染ませていただいた」と自信を見せつつ、「自分の歌を見直す機会になりましたし、表現力が2倍も3倍も上がったと思います」と感慨深げに語った。一方で、ほかのキャストの吹き替えについては「子どものころからサトシをいっぱい見ていたので感動しました」とアニメ『ポケットモンスター』でサトシ役を演じてきた松本との共演を喜び、笑顔の花村は「自分の声と合わさるなんてビックリしますね。生きてりゃいいことあるなって思います」と笑いを誘った。
セントチヒロ・チッチは「花村さんのお声が(ウォンカ役の)ティモシーさんの声に合っていて。選ばれるべくして選ばれた。引っ張っていただいていると感じた」と語った。演じたヌードルは劇中で視聴していく姿を見せるが「一番難しかったのは、普段から明るいタイプではないので、元気な瞬間が難しかったです。叫んだり」と明かし、その声を参考に声を入れたという花村は「完璧でした」と称賛した。松本は「キャスティングが最高。声の個性がすごいんです。それも楽しんで欲しい」と吹き替え版の鑑賞をすすめた。また、松本と石井は、花村について「息を吸うとか抜くのは難しい。前からやっていたのかなと思わせられる」と絶賛した。
最後にセントチヒロ・チッチは「今回の作品で夢を見ることのすばらしさをたくさん伝え続けていますが、夢を見ることはいくつになっても大切なことだと気づかせてくださる映画です。夢を見る人生の中で、いつも実は幸せがあったんだと思えるその素晴らしさを教えてもらえる作品です」、花村は「大切な人をより大切にしたくなる。夢を見る瞬間は自分に大切な人が出来たりとか、そういうきっかけが多いと思う。自分の夢と照らし合わせて、自分は何を大切にしようかと考えさせてくれるような作品です。観終わった後に自分の夢を考えることになると思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は2023年12月8日(金)より全国で公開
監督・脚本:ポール・キング
出演:ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント/オリヴィア・コールマン、サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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