幕張メッセで開催中の「東京コミコン2023」で12月8日(金)に行われたセレブ・ステージにナタリア・テナが登壇した。

2016年12月に第1回となる「東京コミコン2016」が開催され、毎年海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、豪華セレブゲストが集結し、ポップ・カルチャーの祭典として熱狂と感動を積み上げてきた「東京コミコン」。東京・大阪通算8回目の開催となる「東京コミコン2023」が12月8日(金)~12月10日(日)に幕張メッセて開催される。

「ハリー・ポッター」シリーズのニンファドーラ・トンクス役や、「ゲーム・オブ・スローンズ」のオシャ役、そして最近では『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でカティア役を演じるナタリア・テナ。その中でもニンファドーラ・トンクス役について、オファーを聞いたときには「アイルランドで劇をやっていたんですけど、呼ばれるんじゃないかと直感がありました」と明かし、「あまりにも驚愕で、『やったー!』と思ったんですけど、落ち着いてその日の仕事をしました。ものすごく興奮しました」と振り返った。一方で、そのニンファドーラの結末については「脚本をもらうまでは分かっていませんでした」と語った。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』からシリーズに参加したテナだが、それまでは「本を読んだことも映画を観たこともなかった」という。演じたニンファドーラがハップルパフ寮だが、「ホグワーツ組分け帽子診断」サイトに触れ、「(自身も)ハップルパフだったので、キャラクターそのものでした」と明かすと、会場からは大きな拍手が起きた。そんな「ハリー・ポッター」が愛される理由について「家族の物語もありますし、これだけ愛されているのはみんな魔法を信じたいからだと思っています」と語った。

また、タフなキャラクターを演じることが多いというテナだが「私自身もタフなところがある。キャラに素の部分を足すこともあるし、演じることで自分の性格に影響を与えることもある」と語った。さらにイベントの終盤では、「ハリー・ポッター」のコスプレイヤーたちがステージに登場し、フォトセッションを行った。

【写真・文/編集部】

東京コミコン2023は2023年12月8日(金)~10日(日)に幕張メッセ 展示ホール1~4で開催
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